電撃トレードのドンチッチ、レイカーズでのタイトル獲得に意欲

【AFP＝時事】米プロバスケットボール（NBA）のダラス・マーベリックスから電撃トレードでロサンゼルス・レイカーズに加入したルカ・ドンチッチが4日、入団会見に臨み、新チームをチャンピオンに導くと誓った。

ドンチッチがトレードされることを知ったのは1日の夜遅くで、最初はその話を信じられなかったという。

会見では、そのショックがまだ抜け切っていないと認め、マーベリックスでキャリアを全うするものだとずっと信じていたと語りつつ、NBAを代表するチームであるレイカーズで、レブロン・ジェームズと共にプレーすることについては「夢がかなった」と述べた。

会見でドンチッチは「他のみんなも驚いていたから、自分がどれだけ驚いたかは想像できるだろう。寝かけていたから、電話がかかってきたとき、4月1日じゃないかを確認しなければならなかった」と述べた。

「最初は本当に信じられず、大きなショックを受けた。（ダラスは）家だったから本当につらかった」「それでも、世界最高の球団でプレーできるので、この新しい旅に興奮している」

ドンチッチは、レイカーズのディフェンスの要であるアンソニー・デイビスとのNBA史上最大のサプライズとみなされるトレードでマーベリックスを退団した。

報道によるとマーベリックスは、ドンチッチのフィットネスやコンディショニングに関する懸念からトレードを選んだという。

この報道について直接言及を避けたドンチッチだが、レイカーズ入団に際し、フィットネスに対する批判をモチベーションとして使いたいと明かした。

「そういったことが事実ではないと知っているが、モチベーションだ。ここでの長い道のりでの動機になる」

また、ロサンゼルスで何かを証明する必要があるかと問われると「もちろん。チャンピオンシップを勝ち取るためだ。ここに来るのはそれ以外の理由ではない。証明することがたくさんある」と応じた。

さらにジェームズとともにプレーすることが学ぶ機会になるとし、「まるで夢がかなったようだ。彼をずっと尊敬している。学べることが多くある。彼と一緒にプレーできるのが本当に楽しみだ」と続けた。

【翻訳編集】AFPBB News