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水原一平被告に禁錮4年9月 大谷選手から26億円近く窃盗

AFPBB News 2025年2月7日 10時0分

【AFP=時事】米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の元通訳で、違法なスポーツ賭博で負った借金返済のため、大谷選手から1700万ドル(約26億円)近くを盗んだとして起訴されていた水原一平被告(40)に対し、カリフォルニア州サンタアナの連邦裁判所は6日、求刑通り禁錮4年9月を言い渡した。

大谷選手に対して1700万ドル、米内国歳入庁(IRS)に対して110万ドル(約1億6600万円)の賠償金の支払いも命じた。

水原被告は昨年6月に銀行詐欺と虚偽の納税申告の罪を認めていた。

水原被告は3月24日に出頭することを命じられた。釈放後3年間は保護観察処分に付される。

量刑の言い渡し前には「大谷氏には心から申し訳なく思う」と謝罪し、反省の言葉を繰り返した。

水原被告は大谷選手がロサンゼルス・エンゼルスに所属していた時から通訳を務めていた。事件は大谷選手のドジャース1年目となった昨季開幕直後に発覚。水原被告は大谷選手に対する窃盗の疑いが出た直後の昨年4月にドジャースから解雇された。

検察は「被告は大谷氏の信頼を裏切り、経済的、風評的、精神的な損害を与えた」「大谷氏が真の被害者であり、被告の行為によって被害を受け、今後も被害を受け続けることに疑いの余地はない」とし、「このような裏切りと強欲には、相当期間の懲役刑が必要だ」と結論付けた。

【翻訳編集】AFPBB News

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