【AFP=時事】フィギュアスケート・アイスダンスで五輪金メダルを獲得した元選手のガブリエラ・パパダキスさん(フランス)とマディソン・ハベルさん(米国)が6日、スイス・チューリヒで行われたアイスショーで同性コンビとして滑った。
二人は今月、「アート・オン・アイス」と呼ばれるショーでスイスの複数都市を周る。
ハベルさんはAFPの取材で、「スポーツ界は芸術の世界よりも保守的になりがちで、アイスダンスはそのギャップを埋める役割を果たしている」「限界を押し上げることに挑戦し、『なぜできないのか』と思う人が増えてくれたらうれしい」と語った。
二人は現役時代は長年ライバル同士だったが、カナダ・モントリオールのアイスアカデミーで一緒に練習していた。
2022年にはスケート・カナダが国内レベルで同性ペアの競技を承認した初の統括団体となっており、パパダキスさんとハベルさんはこうした動きがさらに広まることを望んでいる。
パパダキスさんは、「国際的にも国内的にも各団体で変化を実現しようとしている人がたくさんいて、自分たちもその一助になりたかった」と語った。
二人はまた、自分たちの存在が、同性カップルが競技キャリアを追求する後押しになることを望んでいる。
現在はカナダでコーチを務めるハベルさんは、「それが自分の夢かもしれない」「さらに関心があるのは、これを実際のルールにどう適合させるかということ」だとしている。
パパダキスさんはギヨーム・シゼロンさんとのカップルで2018年の平昌冬季五輪で銀メダル、2022年の北京五輪で金メダルを獲得。世界選手権でも5度のタイトルを獲得し、昨年末に現役を引退した。
ハベルさんはザカリー・ダナヒューさんとのコンビで、北京五輪の団体で金メダル、アイスダンスで銅メダルを獲得し、世界選手権では3度準優勝している。
【翻訳編集】AFPBB News
二人は今月、「アート・オン・アイス」と呼ばれるショーでスイスの複数都市を周る。
ハベルさんはAFPの取材で、「スポーツ界は芸術の世界よりも保守的になりがちで、アイスダンスはそのギャップを埋める役割を果たしている」「限界を押し上げることに挑戦し、『なぜできないのか』と思う人が増えてくれたらうれしい」と語った。
二人は現役時代は長年ライバル同士だったが、カナダ・モントリオールのアイスアカデミーで一緒に練習していた。
2022年にはスケート・カナダが国内レベルで同性ペアの競技を承認した初の統括団体となっており、パパダキスさんとハベルさんはこうした動きがさらに広まることを望んでいる。
パパダキスさんは、「国際的にも国内的にも各団体で変化を実現しようとしている人がたくさんいて、自分たちもその一助になりたかった」と語った。
二人はまた、自分たちの存在が、同性カップルが競技キャリアを追求する後押しになることを望んでいる。
現在はカナダでコーチを務めるハベルさんは、「それが自分の夢かもしれない」「さらに関心があるのは、これを実際のルールにどう適合させるかということ」だとしている。
パパダキスさんはギヨーム・シゼロンさんとのカップルで2018年の平昌冬季五輪で銀メダル、2022年の北京五輪で金メダルを獲得。世界選手権でも5度のタイトルを獲得し、昨年末に現役を引退した。
ハベルさんはザカリー・ダナヒューさんとのコンビで、北京五輪の団体で金メダル、アイスダンスで銅メダルを獲得し、世界選手権では3度準優勝している。
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