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リバプールが2部プリマスに金星献上、トッテナムも敗退 FA杯

AFPBB News 2025年2月10日 8時53分

【AFP=時事】イングランドFAカップは9日、4回戦が行われ、リバプールはチャンピオンシップ(2部)で最下位に沈むプリマス・アーガイルに0-1で敗れ、大会から姿を消した。

アルネ・スロット監督は控え選手を中心に起用する決断を下したが、これが裏目に出てしまい、リバプールは番狂わせを喫して今季4冠達成の可能性が消えた。

6日に行われたフットボールリーグカップ準決勝でトッテナム・ホットスパーに勝利した試合から、ビルヒル・ファン・ダイクやモハメド・サラー、アンドリュー・ロバートソン、コーディ・ガクポといったスター選手を休養させた。しかし、敵地ホーム・パークでプリマスのライアン・ハーディーにPKで決勝点を許し、敗戦を喫した。

プレミアリーグ首位のチームがFAカップで下位リーグのクラブに敗れるのは、通算4度目の出来事となった。

プリマスは3回戦でブレントフォードに勝利していたが、リーグ戦では先週末のウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)戦で昨年11月以来となる白星を挙げたばかりだった。こうした状況を考えれば、この勝利は大会史上屈指のジャイアントキリングとみなされるだろう。

一方、トッテナムは1‐2でアストン・ビラに敗れ、アンジェ・ポステコグルー監督にはさらなる重圧がのしかかった。

リーグカップ準決勝でリバプールに0‐4で敗れていたトッテナムは、久しぶりのトロフィー獲得を果たすためのもう一つのチャンスも失った。

トッテナムは開始1分、ジェイコブ・ラムジーのシュートをGKアントニン・キンスキーが防ぎきれず、先制点を許すと、65分にはモーガン・ロジャースに試合を決定づける追加点を決められた。

終盤に新加入のマティス・テルが1点を返したものの、反撃は及ばず敗戦となった。

2008年を最後にトロフィーを獲得できていないトッテナムは、リーグ戦で14位に低迷しており、今季はヨーロッパリーグでの優勝を目指すことになる。

【翻訳編集】AFPBB News

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