【AFP=時事】米ラッパーのカニエ・ウェスト氏が手掛けるファッションブランド「イージー(YEEZY)」のウェブサイトが11日、かぎ十字(ハーケンクロイツ)が描かれたTシャツの販売を開始した後、閉鎖された。
ウェスト氏は米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のスーパーボウル開催中に南カリフォルニアで放映されたCMで、ブランドのサイト「yeezy.com」を訪れるよう呼び掛けた。
米娯楽誌バラエティによると、CM放映直後、サイトには多数のファッションアイテムが掲載されていたが、しばらくすると、前面に大きな黒いかぎ十字が描かれた白いTシャツ1点のみが掲載されるようになった。価格は20ドル(約3000円)だった。
電子商取引(EC)プラットフォーム「ショッピファイ」を利用したこのサイトは、11日までにオフラインとなった。
ショッピファイは声明で、「すべての販売者は当社プラットフォームのルールに従う責任がある。この販売者は正当な商取引を行わず、当社の規約に違反したため、ショッピファイから削除した」としている。
ウェスト氏はここ数日、X(旧ツイッター)に反ユダヤ的な暴言などを複数投稿していた。
その後同氏のアカウントは削除されたが、自身がアカウントを無効にしたのか、Xが削除したのかは分かっていない。
ウェスト氏はXでの最後の投稿で、「ツイッターからログアウトする。不満をぶちまけさせてくれたイーロン(・マスク氏)に感謝する。世界をサウンディングボード(反響板)として使うことは非常にカタルシス的だった」と述べた。
【翻訳編集】AFPBB News
ウェスト氏は米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のスーパーボウル開催中に南カリフォルニアで放映されたCMで、ブランドのサイト「yeezy.com」を訪れるよう呼び掛けた。
米娯楽誌バラエティによると、CM放映直後、サイトには多数のファッションアイテムが掲載されていたが、しばらくすると、前面に大きな黒いかぎ十字が描かれた白いTシャツ1点のみが掲載されるようになった。価格は20ドル(約3000円)だった。
電子商取引(EC)プラットフォーム「ショッピファイ」を利用したこのサイトは、11日までにオフラインとなった。
ショッピファイは声明で、「すべての販売者は当社プラットフォームのルールに従う責任がある。この販売者は正当な商取引を行わず、当社の規約に違反したため、ショッピファイから削除した」としている。
ウェスト氏はここ数日、X(旧ツイッター)に反ユダヤ的な暴言などを複数投稿していた。
その後同氏のアカウントは削除されたが、自身がアカウントを無効にしたのか、Xが削除したのかは分かっていない。
ウェスト氏はXでの最後の投稿で、「ツイッターからログアウトする。不満をぶちまけさせてくれたイーロン(・マスク氏)に感謝する。世界をサウンディングボード(反響板)として使うことは非常にカタルシス的だった」と述べた。
【翻訳編集】AFPBB News