【AFP=時事】サッカーイタリア・セリエAのフィオレンティーナは11日、所属するイタリア代表FWモイゼ・ケアンが、10日に行われたインテル戦での敗戦後に、ソーシャルメディア上で人種差別的な侮辱を浴びせられたと発表した。
ケアンは1-2で敗れた試合の後、インテルのファンから受けた一部の侮辱の画像をインスタグラムに投稿し、「2025年になってもまだ起きている」とメッセージを添えた。
クラブは声明で、オンラインの加害者が「関係当局に通報された」と述べ、ケアンを支持すると表明している。
ケアンは、6日に行われた延期分のインテル戦では2ゴールを記録。今季開幕前にユベントスからフィオレンティーナに加入して以降、リーグ戦でのゴール数はこれで15となった。1300万ユーロ(約20億円)の移籍金はギャンブルともみられていたが、選手、クラブ双方にとって成功となった。
ケアンが差別的な侮辱を受けたのはこれが初めてではなく、2019年にカリアリの熱狂的なサポーターの標的にされた。
一方でフィオレンティーナも、2023年11月に当時ユベントスに所属していたケアンに加え、ドゥシャン・ブラホビッチやウェストン・マケニーを標的とした差別行為により、1試合のスタンド閉鎖処分を受けている。
【翻訳編集】AFPBB News
ケアンは1-2で敗れた試合の後、インテルのファンから受けた一部の侮辱の画像をインスタグラムに投稿し、「2025年になってもまだ起きている」とメッセージを添えた。
クラブは声明で、オンラインの加害者が「関係当局に通報された」と述べ、ケアンを支持すると表明している。
ケアンは、6日に行われた延期分のインテル戦では2ゴールを記録。今季開幕前にユベントスからフィオレンティーナに加入して以降、リーグ戦でのゴール数はこれで15となった。1300万ユーロ(約20億円)の移籍金はギャンブルともみられていたが、選手、クラブ双方にとって成功となった。
ケアンが差別的な侮辱を受けたのはこれが初めてではなく、2019年にカリアリの熱狂的なサポーターの標的にされた。
一方でフィオレンティーナも、2023年11月に当時ユベントスに所属していたケアンに加え、ドゥシャン・ブラホビッチやウェストン・マケニーを標的とした差別行為により、1試合のスタンド閉鎖処分を受けている。
【翻訳編集】AFPBB News