映画『エイリアン』シリーズ最新作『エイリアン:ロムルス(原題) / Alien: Romulus』から、初となるティーザー予告編(海外版)が公開された。荒れ果てた宇宙ステーションで助けを求める若者たちの悲痛な声がむなしく響くなか、血まみれの部屋が映し出されるところから始まる、恐ろしい映像だ。
時系列としては、シリーズ第1作(リドリー・スコット監督)と第2作(ジェームズ・キャメロン監督)の間に位置する本作。主演はエルヴィス・プレスリーの元妻を題材にした『プリシラ』でブレイクしたケイリー・スピーニーで、宇宙ステーション内でゼノモーフ(エイリアン)と遭遇する不運に見舞われる宇宙入植者の若者グループの姿を描く。
メガホンを取ったフェデ・アルバレス監督(『死霊のはらわた』『ドント・ブリーズ』)が The Hollywood Reporter に明かしたところによると、新作は新たな若きキャラクターたちを描くことになるものの、スコット監督の第1作から前日譚『エイリアン:コヴェナント』(2017)までシリーズ全体とリンクした作品になっているのだという。アルバレス監督はシリーズ未見でも楽しめるとした上で、「もしあなたがシリーズファンならば、『この銃が何でどこから来たのか、登場人物が何について話しているのか知っている!』と言って、劇場で友人たちをうざがらせる人になるでしょう」と語っている。
なお、リドリー・スコットが本作の出来について「クソ素晴らしい」と絶賛したことはすでに伝えられているが、アルバレス監督は、ジェームズ・キャメロンも新作を大変気に入っていると明かしていた。8月16日に全米公開。(編集部・市川遥)
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