特撮ドラマ「仮面ライダーV3」の主人公・風見志郎役で知られる宮内洋が29日、「生誕50周年記念 THE 仮面ライダー展」埼玉会場のオープニングセレモニーに、サプライズゲストとして登場。スペシャルアンバサダーを務めるスーツアクター・高岩成二と共にショッカー＆デストロンの戦闘員を撃破するヒーローショーが行われた。イベントには、同じくスペシャルアンバサダーの志田音々も出席した。
東京会場（2022年12月～2023年1月）以来およそ1年3か月ぶりの首都圏開催となる「THE 仮面ライダー展」は、歴代シリーズの魅力を実際の小道具や新たに編集された映像などで振り返る展示会。埼玉会場は、“ミスター平成仮面ライダー”の異名を持つスーツアクターの高岩と、「仮面ライダーギーツ」で桜井沙羅／仮面ライダーハクビを演じた志田がアンバサダーとして地元開催を盛り上げる。
セレモニーは高岩と志田のトークで和やかに進行していったが、そこにショッカーとデストロンの戦闘員が乱入し、志田が人質として捕らわれてしまう。不測の事態に駆けつけたのが、宮内ふんする風見志郎だ。「変身、ブイスリィィァァァァア！」とお馴染みの掛け声で仮面ライダーV3に変身すると、駆けつけた仮面ライダーギーツや高岩と共に戦闘員を撃破。高岩は仮面ライダーカブトのライダーキックを披露し、会場を湧かせた。
サプライズ登場した宮内は「50年前の風見志郎、今の風見志郎。歳が違うんです」とジョークまじりに話すと、「皆さん、聞いていただいてるでしょうか。ぜひぜひ『THE 仮面ライダー展』埼玉会場にお越しいただけたらと思います。よろしくお願いします」と全世界の仮面ライダーファンにアピールする。
憧れの宮内＆V3と共演した高岩は、「オートバイを走らせながら、立った状態で変身ポーズをとった宮内さんはむちゃくちゃかっこよかったですけど、今も全然かっこよくて、一緒に共演できてよかったです」と笑顔。志田は、仮面ライダーギーツの活躍に「大好きなギーツ、びっくりしちゃった。英寿様！（ギーツに変身する浮世英寿）ってなりました！」と嬉しそうに話していた。（取材・文：編集部・倉本拓弥）
「生誕50周年記念 THE 仮面ライダー展」埼玉会場は3月30日～5月6日までEJアニメミュージアムにて開催（休館日：第1、3、5火曜日）
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