海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の人気キャラクター、ジョン・スノウのその後を描くスピンオフドラマの企画が消滅した。ジョン・スノウ役のキット・ハリントンが、Screen Rant のインタビューで明かした。
2022年に企画が報じられた後日譚スピンオフは、ハリントン自ら持ち込んだもので、「SNOW」という仮題で進んでいた。それから2年後、同サイトの取材に取材に応じたハリントンは、「今は検討外になりました。私たちは、みんながワクワクするような物語を考えることができなかった」と告白。将来的に企画が再始動する可能性も否定しなかったが、「今この時点では、棚の中にしまっている」とお蔵入りを強調している。
ハリントンはまた、企画段階だったスピンオフのことをあまり話したくはなかったという。「実現しないかもしれない段階で、憶測したり、アイデアに対して賛否をつけてほしくなかった。企画段階では、全ての角度から観て、どれが適しているか見ているから」とハリントンは語っている。
「ゲーム・オブ・スローンズ」を手がけた米HBOは、前日譚ドラマに力を入れており、大ヒットスピンオフ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」は早くもシーズン2が6月17日にU-NEXTで日本配信される。また、ジョージ・R・R・マーティンの原作小説「ダンクとエッグの物語」に基づく新たなスピンオフドラマも決定している。(編集部・倉本拓弥)
【関連情報】
・【画像】実生活でカップルになったジョン・スノウ&イグリット
・ナオミ・ワッツ主演「ゲーム・オブ・スローンズ」前日譚がボツに
・ジョン・スノウ役がストレスだった?「ゲーム・オブ・スローンズ」キット・ハリントンが療養
・「ゲーム・オブ・スローンズ」キャラクター総選挙!1位はあの人
・中国SF「三体」実写化に恐怖心も…「GOT」スタッフ再集結で挑むNetflix版「間違っていなかったと証明できる」
・「ゲーム・オブ・スローンズ」コンビ離脱のスター・ウォーズ新作、ジェダイ誕生に迫る企画だった