「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」でのバスケットボール男子日本代表の激闘を収めたドキュメンタリー映画『BELIEVE 日本バスケを諦めなかった男たち』が、6月7日より4週間限定で公開されることが決定した。
2023年8月25日から9月10日まで開催された「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」。大会出場国中でアジア１位となり、パリオリンピック出場権獲得を目指す日本（当時FIBAランキング36位）は、オーストラリア（同3位）、ドイツ（同11位）、フィンランド（同24位）の強豪国がひしめく“死の組”と言われるグループEに入った。「東京2020オリンピック」で女子日本代表を銀メダルに導き、2021年より男子日本代表の新HCに就任したトム・ホーバスは、“BELIEVE＝ビリーブ”という言葉をチームに掲げ、世界へ挑む選手たちを鼓舞し続けた。ドイツ戦、フィンランド戦、オーストラリア戦を経て、1次ラウンドを終えた日本代表は「17位～32位決定戦」へ進んだ。その後、ベネズエラ戦では大逆転勝利を果たし、続く最終戦のカーボベルデ戦でも勝利を上げ、アジア1位、パリオリンピック出場権を獲得した。その姿に、日本中が歓喜し大熱狂した。
本作は、バスケットボール日本代表初となるドキュメンタリー映画。日本バスケットボール協会の監修・協力のもと、手に汗握る白熱した試合映像に加え、トム・ホーバスHCや代表選手のインタビューを新たに収録し、知られざる思いを明らかにする。さらに日本のバスケットボール界を牽引してきた佐古賢一、日本バスケ界のレジェンド・田臥勇太へのインタビュー映像も収められ、ワールドカップや日本代表について、独自の視点で語りつくす。そのほか、苦悩する練習中の姿、ロッカールームの檄（げき）など、ドキュメンタリーならではの貴重な映像の数々が映し出され、興奮と感動の激闘を振り返ることができる。（今井優）
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