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「アンチヒーロー」で松本潤主演「99.9」の引用 日曜劇場+リーガルつながりで粋な演出

シネマトゥデイ 映画情報 2024年4月21日 23時24分

 21日に放送された日曜劇場「アンチヒーロー」(TBS系・毎週日曜よる9時~)第2話で、2016年と2018年に放送された松本潤主演の日曜劇場「99.9−刑事専門弁護士−」を引用するセリフが飛び出し、SNS上で話題になっている。(以下、第2話の内容を含みます)

 「アンチヒーロー」は、殺人犯をも無罪にしてしまう“アンチ”な弁護士・明墨正樹(あきずみ・まさき/長谷川博己)の姿を通して、視聴者に「正義の反対は、本当に悪なのだろうか……?」を問いかける逆転パラドックスエンターテインメント。長谷川をはじめ、北村匠海、堀田真由、大島優子、木村佳乃、岩田剛典、野村萬斎ら豪華キャストが共演に名を連ねる。

 話題のセリフが飛び出したのは、明墨が殺人事件の被告人・緋山啓太(岩田)のDNA鑑定の結果が改ざんされたことを追求するシーン。金銭の受け渡しがあったとされる姫野検事(馬場徹)に迫る明墨は、 「日本の刑事事件における裁判の有罪確率は99.9%。これはドラマでも言ってましたよね」と松本主演の日曜劇場「99.9」を引用しながら発言した。

 「99.9−刑事専門弁護士−」は、「アンチヒーロー」と同じ日曜劇場枠で放送されたリーガルドラマ。裁判有罪率(起訴された際に裁判で有罪になる確率)99.9%とされる刑事事件の残りの0.1%の可能性を懸けて、松本ふんする型破りな弁護士・深山大翔ら個性豊かな弁護士たちの奮闘を描いた作品で、2021年には『99.9−刑事専門弁護士− THE MOVIE』として映画化もされた。

 同枠かつ同ジャンルだからこそ実現した粋な演出に、SNSでは「『アンチヒーロー』の世界戦に『99.9』が存在するということか!」「明墨先生も『99.9』観ていた」といった声が寄せられている。ちなみに、姫野検事役の馬場は日曜劇場の常連で知られ、「99.9」にも深山が働く法律事務所の弁護士・落合陽平役で出演していた。(編集部・倉本拓弥)

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