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実写ドラマ「ブラック・ジャック」ピノコ役は永尾柚乃に決定「アッチョンブリケ!」も再現

シネマトゥデイ 映画情報 2024年5月22日 5時0分

 人気子役の永尾柚乃(7)が、高橋一生主演で手塚治虫の名作医療漫画を実写ドラマ化する「ブラック・ジャック」(テレビ朝日系・6月30日よる9時~)に、主人公ブラック・ジャックの助手、ピノコ役で出演することが発表された。

 2023年にドラマ「ブラッシュアップライフ」で注目を浴びた永尾は、その後も、映画『ゴールデンカムイ』(2024年)や現在放送中の「JKと六法全書」など、映画やドラマ、バラエティでも活躍中。今をときめく名子役が、手塚漫画屈指の名ヒロインに挑む。

 双子の姉の体内に脳や手足、内臓などがバラバラに収まった状態で、18年間生き続けてきたピノコ。ブラック・ジャックによって摘出され、人間の女の子の体を与えられてからは、助手として数々の困難な手術に立ち会っている。見た目は幼児だが、18歳の女性らしく、自分を娘のように扱うブラック・ジャックを尻目に彼の妻だと言い張り、時に嫉妬深さも見せる、キュートでおませな一面も彼女の魅力だ。

 ピノコを演じる永尾は、そんな18歳の心を模索しながら撮影に挑み、両頬を押しながら「アッチョンブリケ!」と叫ぶ、ピノコ特有の感情表現の再現にも挑戦。「実は18歳なので、18歳の心を入れて『ピノコだったらこうするだろうな。こういう言い方だろうな』と思いながら演じていました」と語っている。

 「ブラック・ジャック」は、法外な治療費と引き換えに、どんな手術も成功させる無免許の天才外科医ブラック・ジャックの活躍を通して、医療の在り方や人の生き方に迫る手塚の名作医療漫画。今回のドラマ化では、原作の有名エピソードを凝縮し、その真髄を掘り下げる。

 キャストは高橋と永尾のほか、医師キリコ役の石橋静河をはじめ、味方良介、山内圭哉、千葉哲也、玉置孝匡、奥田瑛二、井之脇海、早乙女太一、宇野祥平、山中崇、橋爪功、そして松本まりかが出演。また、手塚漫画常連の人気キャラクター・ヒョウタンツギも登場する。

 監督は『アルプススタンドのはしの方』(2020)などの城定秀夫。脚本は「おんな城主 直虎」(2017)、「天国と地獄 ~サイコな2人~」(2021)で高橋とタッグを組んだ森下佳子。人物デザイン監修・衣装デザインを「岸辺露伴は動かない」の柘植伊佐夫が担当する。(編集部・入倉功一)

永尾柚乃(ピノコ 役) コメント

ーー出演オファーを受け、ご自身がピノコを演じると聞いた時、どう思いましたか?
 家族で大好きな作品なので、本当にうれしくて、ずっとぴょんぴょん飛びました。これからピノコになれるんだと思って、ワクワクと緊張ですごくうれしかったです。

ーー主演・高橋一生さんとの撮影時の思い出エピソードを教えてください。
 高橋さんも妖怪が好きなので、妖怪の本も貸してくれて、妖怪のことをいろいろと教えてくれました。いつも、どんな時でも優しくて面白くて、すごく楽しかったです。

ーーピノコの衣裳やメイクはいかがでしたか? お気に入りのポイントなどあれば教えてください。
 衣裳もメイクも全部お気に入りなのですけど、特に頭につけているリボンと、指輪がお気に入りです。

ーーピノコのどんなところが好きですか? 演じる時に気をつけたことも教えてください。
 ピノコはブラック・ジャック先生が大好きで、先生のためにいつも、どんなことでも一生懸命なところが好きです。実は18歳なので、18歳の心を入れて「ピノコだったらこうするだろうな。こういう言い方だろうな」と思いながら演じていました。

ーー視聴者の皆さんに向けて、見どころを含めたメッセージをお願いします。
 手塚治虫先生の『ブラック・ジャック』は、大好きな方がいっぱいいらっしゃる作品だと思います。私自身も大好きな作品なので、できる限りピノコらしさをなくさないように、気持ちを込めて演じさせていただきました。ぜひ見ていただけたら、うれしいです! どうぞよろしくお願いします。

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