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『マッドマックス:フュリオサ』首位デビュー!クリプラ声優・猫のガーフィールドが2位初登場【全米ボックスオフィス考】

シネマトゥデイ 映画情報 2024年5月29日 17時32分

 先週末(5月24日~5月26日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、映画『マッドマックス』シリーズ最新作『マッドマックス:フュリオサ』が、興行収入2,632万6,462ドル(約41億円)で首位デビューを果たした。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル155円計算)

 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)の前日譚(たん)として、義手の戦士フュリオサの復讐の物語を描く本作。アニャ・テイラー=ジョイがシャーリーズ・セロン]からフュリオサ役を引き継ぎ、『マイティ・ソー』シリーズのクリス・ヘムズワースが敵役で出演。前作に続きジョージ・ミラー監督がメガホンを取る。

 Varietyほか各メディアによると本作は、『怒りのデス・ロード』が記録した4,542万8,128ドル(約70億円)に近い、4,000万ドル(約62億円)前後のオープニングが予想されていた。現時点の世界興行収入は6,514万3,145ドル(約101億円)となっている。

 2位には、怠け者で皮肉屋だけど憎めない太っちょ猫の活躍を描くアニメ『ザ・ガーフィールド・ムービー(原題) / The Garfield Movie』が2,400万6,629ドル(約37億円)で初登場。ガーフィールドの声はクリス・プラットが担当し、父親ネコをマーベル映画で共演するサミュエル・L・ジャクソンが務める。

 先週末は戦没将兵追悼記念日(メモリアルデー)となり、『フュリオサ』の興収は祝日だった5月27日(月)を含めた4日間で3,234万3,145ドル(約50億円)で、3,125万5,905ドル(約48億円)の『ザ・ガーフィールド・ムービー(原題)』に僅差で勝利した。

 そのほかテリー・チェン主演の伝記ドラマ『サイト(原題) / Sight』が7位に初登場。12館規模から595館へと拡大公開されたコメディー『ベイブス(原題) / Babes』が18位から10位へのジャンプアップとなった。(西村重人)

5月24日~5月26日の全米ボックスオフィスラキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『マッドマックス:フュリオサ』
2(初)『ザ・ガーフィールド・ムービー(原題)』
3(3)『ブルー きみは大丈夫』
4(2)『猿の惑星/キングダム』
5(4)『フォールガイ』
6(3)『ザ・ストレンジャーズ:チャプター 1(原題) / The Strangers: Chapter 1』
7(初)『サイト(原題) / Sight』
8(5)『チャレンジャーズ』
9(6)『バック・トゥ・ブラック(原題) / Back to Black』
10(18)『ベイブス(原題) / Babes』

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