『スター・ウォーズ』をメインとする傑作SFのパロディーを詰め込んだ映画『スペースボール』(1987)の、37年ぶりとなる続編製作が決定した。Varietyほか各メディアが報じた。
『スペースボール』は、はるか彼方の銀河を舞台に、悪の帝国から逃げ出した姫を救出するために奮闘する冒険家とその愛犬の姿を描いたSFコメディー。ダース・ベイダーにそっくりなダーク・ヘルメット(リック・モラニス)などのパロディーキャラクターや、『スタートレック』『エイリアン』などをネタにした内容でカルト的人気を博した。
Amazon MGM スタジオが企画する続編には、1作目の監督&脚本を務めたメル・ブルックスが製作として続投する。主演は、ディズニー映画『アナと雪の女王』のオラフ役で知られるジョシュ・ギャッド、監督は『スラムドッグス』のジョシュ・グリーンバウムに決定。『名探偵ピカチュウ』のダン・ヘルナンデス&ベンジー・サミットが、ギャッドと共に脚本を執筆する。
自身のInstagramを更新した主演のギャッドは、「企画は初期段階ですが、伝説的なメル・ブルックスと共に仕事をして、フランチャイズと彼のレガシーに価値のある作品が製作できて、夢が叶いました」と喜びをつづっている。(編集部・倉本拓弥)
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