人気海外ドラマ「HAWAII FIVE-0」(2010~2020)でカマコナ役を務めた俳優のテイラー・ウィリーさんが、現地時間20日に亡くなったと、EW.comほか各メディアが報じた。56歳だった。
ハワイ州ホノルル出身のテイラーさんは、1980年代に大相撲力士として活動。その後、総合格闘家から俳優業に転向し、映画『寝取られ男のラブ♂バカンス』(2008)に出演。「HAWAII FIVE-0」では、「カマコナズ・シュリンプ・トラック」を経営し、FIVE-0に協力するカマコナ役を務め、「MACGYVER/マクガイバー」「私立探偵マグナム」とのクロスオーバーエピソードでも同役を務めた。
テイラーさんの死去は現地メディアの KITV 4 Island News が最初に報じたもので、ユタ州ハリケーンで亡くなったとのこと。死因は明かされておらず「自然死」と発表されている。
「HAWAII FIVE-0」の企画/製作総指揮を務めたピーター・M・レンコフは、Instagramでテイラーさんに向けて「T(テイラー)、君には何度も言ったけど、最初のオーディションから君に恋に落ちたんだ。タオルで頭の汗を拭きながら現れた君に僕は夢中になった。君は僕を魅了し、レギュラーとなった。番組と僕の人生におけるね。君は僕のファミリーだ。兄弟よ、君のことを毎日恋しく思うよ」とメッセージを投稿。さらに「『FIVE-0』は夢の仕事だった。あの魔法を共にできた僕は幸運だった」と投稿している。(編集部・入倉功一)
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