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ライアン・レイノルズ、『デッドプール&ウルヴァリン』での大量サプライズを予告 前作から6年越しの夢叶う

シネマトゥデイ 映画情報 2024年7月4日 12時35分

 マーベル・スタジオ最新作『デッドプール&ウルヴァリン』主演のライアン・レイノルズが現地時間4日、韓国・ソウルのフォーシーズンズホテルで行われた記者会見に出席。前作『デッドプール2』(2018)から6年越しとなるシリーズ最新作への思いを語った。会見には共演のヒュー・ジャックマン、メガホンを取ったショーン・レヴィ監督も来場した。

 ライアン扮するデッドプールは、驚異的な治癒能力と不死の体を兼ね備え、“第四の壁”(フィクションと現実との境界)を突破して観客に語りかけてくるマーベル屈指の破天荒ヒーロー。ディズニーのフォックス買収により、本作からディズニー映画として、デッドプールがマーベル・スタジオ・シネマティック・ユニバース(MCU)入りを果たす。

 今回で3回目の来韓となったライアン。『デッドプール』シリーズを作り続ける信念を持っていると語り、「1作目(2016)を作った時、人生で最も満足のいく瞬間でした」と振り返る。

 プライベートでも親交が深いヒューとショーン監督を迎えて製作した最新作。「この二人と映画を作ることは、この6年間での私の夢でした」とライアンは感慨深げに語りつつ、マーベル・スタジオを説得する必要があったなど、実現までは険しい道のりだったことを明かした。

 デッドプールは本作の予告編で「俺ちゃんは救世主……マーベルの神だ」と放つなど、MCUを“立て直す”ヒーローとして期待されているが、ライアンは「ノープレッシャー。いつも通りです」とキッパリ。「ショーン監督とニューヨークのアパートで脚本を考えていた時、私たちは『マーベルの神』という言葉を挙げましたが、当時はデッドプールの自己欺瞞として捉えていて、決して昨今の状況を指すような意味ではありませんでした」と付け加えた。

 本作は、MCU映画として初めてR指定で製作された。ショーン監督は、R指定で製作することにプレッシャーは感じていなかったといい「マーベルもディズニーもこの作品が他とは異なることを理解していました」とコメント。「この映画にはデッドプールのDNAがたくさん流れています」と自信をのぞかせた。

 ヒュー演じるウルヴァリンのみならず、セイバートゥースやパイロといった過去の『X-MEN』シリーズから再登場するなど、お祭り映画として期待されている最新作。ライアンは「マーベルから許可が下りなかったこともありますが、映画にはたくさんのサプライズがあります」と予告し、「デッドプールとウルヴァリンが話しているのか、ライアン&ヒューとして話しているのか区別できないシーンもたくさんあります」と期待をあおっていた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)

映画『デッドプール&ウルヴァリン』は7月24日(水)最速公開

【関連情報】
『デッドプール&ウルヴァリン』公式サイト
【動画】『デッドプール&ウルヴァリン』予告編
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