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「量産型リコ」第3弾、ラストの演出に驚きの声も リコと家族のひと夏がスタート

シネマトゥデイ 映画情報 2024年6月28日 16時15分

 乃木坂46・与田祐希主演の連続ドラマ「量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-」(テレビ東京系・毎週木曜深夜24時30分)の第1話「別れと出会い」が6月27日深夜に放送、X(旧Twitter)には、与田演じる主人公・小向璃子との再会を喜ぶ声と共に、ラストの演出に対する考察も寄せられた。(ネタバレ注意。以下、第1話の展開に触れています)

 「量産型リコ」は、全てが平均的な“量産型”主人公・小向璃子(与田)が、プラモデルとの出会いをきっかけに、少しずつ成長していくホビーヒューマンドラマ。シーズン毎に、違う世界を生きる“もうひとりのリコ”が主人公となり、第3弾では、祖父の葬儀のために4年ぶりに家族全員がそろった実家ですごす小向家の次女・リコのひと夏を描く。

 堅実な長女・侑美(市川由衣)と自由人な三女・香絵(佐月絵美)に挟まれ、平均的に育ったリコは、祖父・仁(森下能幸)の訃報を聞いて東京から帰省する。4年ぶりに家族全員が揃った通夜ぶるまいで、小向一家は「優しかった」以外に祖父を偲ぶ言葉が出てこない。そんな中、祖父の遺品の中から出てきたのは、作りかけのプラモデル「HG 1/144 ガンダムバルバトス」。片足だけが組み上げられたキットを「道半ば」だと感じたリコは、プラモデルを完成させるべく、祖父がキットを購入した「矢島模型店」へと向かう。

 田舎町に佇む矢島模型店は、店構えは変わったが、豊富なプラモデルは相変わらずで、視聴者も「相変わらず、素晴らしい品揃えのお店だ」などXで反応。さらに、前作から続投するアルバイトのアオ(石田悠佳)と、店主の“やっさん”こと矢島一(田中要次)が登場すると「やっさんだー!」「アオちゃん!」など喜びの声が寄せられた。

 友人だった祖父の死を嘆くやっさんに勧められ、リコはプラモ作りに初挑戦。やっさんによるアニメ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の解説からはじまり、プラモの箱を開ける「ご開帳~」の掛け声、ランナーからパーツを切り離す音、「好む者には桃源郷、好まぬ者にはただの古い建造物、それが模型屋だ」といったやっさんの名言など、シリーズのお約束も登場。さらに、プラモ制作中のリコから「やっさん、次はどうすれば良い?」と「鉄血のオルフェンズ」の主人公、三日月・オーガスをオマージュしたセリフが飛び出し、Xでは「ミカみたいなことを笑」「ミカのセリフw 」「確かにミカだ笑」などのツッコミも相次いだ。

 今回のリコはこれまでと一味違い、自らお馴染みのセリフ「ギブバース!」を発案してプラモの完成を祝福する。過去のシリーズと違い、“やっさん”の呼び名や「ギブバース!」のかけ声がリコのアイデアで生まれたことに視聴者は「この世界線がはじまりなのか!」など反応。さらにラストは、やっさんの「これが、私と小向璃子との最初の出会い、だったのだ」というナレーションと共に、空に映し出されたタイトルの「最後の」の部分が一瞬だけ「最初の」に変化。ドラマの公式Xでも、シリーズ第3弾ながら“エピソード0”でもあることが示唆され「これが本当の最初の出会いだったんだね...」など、驚きと喜びの声が寄せられている。(編集部・入倉功一)

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