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高橋一生主演「ブラック・ジャック」は連載第一作を軸に複数エピソードで構成 新場面写真も公開

シネマトゥデイ 映画情報 2024年6月30日 6時0分

 本日(30日)、テレビ朝日系で放送される高橋一生主演のドラマ「ブラック・ジャック」(よる9時~10時54分)。いまだ大半のキャストの役柄が未発表であることも注目を浴びているが、ストーリーは原作の連載第一作「医者はどこだ!」を軸に、複数のエピソードを盛り込んで構成されていることが明らかになった。あわせて、新たな場面写真も公開された。

 本作は、法外な治療費と引き換えに、どんな手術も成功させる無免許の天才外科医ブラック・ジャックの活躍を描く手塚治虫の名作医療漫画を実写化。監督を城定秀夫(映画『女子高生に殺されたい』『アルプススタンドのはしの方』)、脚本を森下佳子(NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」、NHKドラマ「大奥」シリーズ)、ビジュアルコンセプト/人物デザイン監修/衣裳デザインを柘植伊佐夫(ドラマ「岸辺露伴は動かない」シリーズ、大河ドラマ「どうする家康」)が務めた。

 本ドラマを制作するにあたり、脚本の森下は原作の現在鑑賞可能な全240エピソードをExcelにまとめて精査した上で複数パターンのプロットを作成。制作陣と幾度も話し合いを重ねる中で、それらのプロットを自らどんどんボツにし、最高の形を模索し続けたという。そんなセッションを経て出来上がったのが、ドラマの監修を務めた手塚プロダクションが「B・Jの本質を一番表している」と語る連載第一作「医者はどこだ!」を軸に、さまざまな原作エピソードを盛り込んで構成したストーリー。原作の魂と現代ならではのメッセージ性を交錯させた物語が展開される。

 新たに公開された場面写真には、高橋が「これ以上のピノコはいないというくらいのピノコ」と絶賛した永尾柚乃演じる助手のピノコや、松本まりか演じる獅子面病に冒された患者、その夫(宇野祥平)のほか井之脇海、早乙女太一、奥田瑛二、橋爪功らの姿が見られる。(石川友里恵)

あらすじ

 強固な警備でガードされた外国の病院に、黒マントを羽織った怪しげな男が現れた。彼の名はブラック・ジャック(高橋一生)−−法外な治療費と引き換えに、どんな手術も成功させる無免許の天才外科医だ。人目を忍んで彼を呼び出したのは日本の法務大臣・古川正文。実は、息子の古川駿斗が旅行中に危険ドラッグ運転で事故を起こし、あらゆる臓器が激しく損傷。今しがた発生したドナーから臓器をすべて移植し、駿斗の命を救ってほしいのだという。そんな古川に、ブラック・ジャックは「息子さんの命はいくらですか?」と尋ねた上で合意。極秘手術を引き受けるのだが……。

 ほどなく日本へ戻ったブラック・ジャックは研修医・長谷川啓介と出会う。実は啓介、服役中の友人・後藤一馬が自殺したと知らされるも納得がいかず、骨壺の中に入っていた“あるもの”を頼りに、ブラック・ジャックにたどり着いたのだ。だが、知らぬ存ぜぬの態度で啓介をあしらうブラック・ジャック。ますます一馬の死に疑念を募らせた啓介は、ブラック・ジャックにつきまとい……!

 そんなある日、ブラック・ジャックにサラリーマン・六実明夫から依頼が舞い込む。かつての美貌は跡形もなく…顔面が恐ろしく変形する奇病=獅子面病に苦しむ妻・六実えみ子(松本まりか)を治療してほしいというのだ。妻の“かわいい笑顔”を取り戻したいと必死に訴えつつも、提示された莫大な治療費には尻込みする明夫。そんな夫の姿を目の当たりにし、えみ子も治療を諦めようとする。だが、自らの見目形に複雑な思いを抱えるブラック・ジャックの助手・ピノコ(永尾柚乃)は、えみ子の秘めたる思いに共感。治療を引き受けようとしないブラック・ジャックに食ってかかり……!?

 直後、えみ子は以前から世話になっている医師・キリコ(石橋静河)に連絡を入れる。ところが何を隠そう、キリコは“安楽死”を秘密裏に請け負う人物。しかもブラック・ジャックの宿命的ライバルで…!

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