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『トランスフォーマー/ONE』オプティマス役は玄田哲章から中村悠一へ 吹替版キャスト発表、岩浪美和が音響監督

シネマトゥデイ 映画情報 2024年7月16日 22時0分

 『トランスフォーマー』シリーズ最新作『トランスフォーマー/ONE』(9月20日日米同時公開)の日本語吹替版声優が、16日に配信された特別配信番組内で発表され、主人公・オプティマスプライム役を中村悠一が務めることが明らかになった。約40年にわたりオプティマスの声を担当してきた玄田哲章は、別キャラクターで吹替版に参加する。

 シリーズ最新作は、司令官オプティマスプライムと宿敵メガトロンの友情秘話、トランスフォーム能力の起源、『トランスフォーマー』史上最大の決戦と言われる“サイバトロン星の戦い”を描いた3DCGアニメーション。本国では、『マイティ・ソー』シリーズのクリス・ヘムズワースが若かりし頃のオプティマス(=オライオンパックス)の声を担当している。

 『トランスフォーマー』新シリーズへの継承と幕開けを象徴するかのように、日本語吹替版キャストも新たな布陣に。若きオプティマスの声をアニメ「呪術廻戦」五条悟役などで知られる中村が、後の宿敵・メガトロン(=D-16)を『THE FIRST SLAM DUNK』桜木花道役などの木村昴が担当。実写『トランスフォーマー』シリーズに引き続き木村良平がバンブルビー(=B-127)役を務め、オプティマス役でシリーズを牽引してきた玄田が、彼らの“秘めた力”=トランスフォーム能力を解き放つアルファトライオンを演じる。

 中村は、「まさか若かりし頃のオプティマス・プライムを演じさせていただけるとは。どうやったら自分が玄田哲章さんの声になるんだろう?(笑)と驚きましたけれど、頂いた台本を読んで、まだまだ経験が浅く、青さや未熟さがあるところから始まるので納得がいきました」と心境を告白。

 木村は、「すでにめちゃくちゃイメージがあるので、初めは役づくりも迷いましたが、オプティマスプライムとメガトロンがまだ何者でもなかった頃が描かれると聞いて、トランスフォーマーファンとして『観てえ!』と思った。オプティマスとの友情の先に、いま皆が知っているメガトロンへと何故変わってしまうのか、そのエピソードが今回じっくり描かれ、演じながらすごく興奮したのを覚えています」と語っている。

 音響監督には、“声優無法地帯”アニメとして語り継がれている「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー」の吹替版を演出した岩浪美和が就任。「映画会社の方とも色々ディスカッションして、中村さん、木村さん、このお二人の組合せだったら、きっと将来もオプティマスとメガトロンを上手に演じていただけると、みんなビシッときた。僕が担当するといろいろと思われるファンの方もたくさんいらっしゃるようなのですが、真面目にやっています。声優無法地帯ではありません。(笑)ちょっとだけビーストに出て来る人も……これ以上は言えません!」とシリーズファンの期待をあおった。

 なお、本作のメインキャラクターであるエリータ-1をはじめ、まだ明かされていないボイスキャストは後日発表される。(編集部・倉本拓弥)

【関連情報】
『トランスフォーマー/ONE』公式サイト
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