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トム・クルーズも熱烈応援『ツイスターズ』米英ワールドプレミアにグレン・パウエルら出席

シネマトゥデイ 映画情報 2024年7月16日 21時41分

 日本時間7月12日、『ジュラシック・ワールド』製作陣の手掛けたアクションアドベンチャー大作『ツイスターズ』(8月1日全国公開)のプレミアがアメリカ・ロサンゼルスで開催され、デイジー・エドガー=ジョーンズ、グレン・パウエル、アンソニー・ラモス、リー・アイザック・チョン監督らが登壇し、観客を熱狂させた。また、本国プレミアに先駆け、9日にはイギリスでロンドンプレミアを開催。大ヒット作『トップガン マーヴェリック』でグレンが共演したトム・クルーズも応援に駆けつけた。

 本作に登場するのは、最大規模で直径2,000m・時速500kmに及ぶ複数の超巨大竜巻。竜巻が異常発生するオクラホマ州を舞台に、トラウマを抱えた気象学の天才ケイト(デイジー)が、命知らずの竜巻チェイサー・タイラー(グレン)、竜巻リサーチ会社のCEO・ハビ(アンソニー)らと寄せ集めチームを結成し、“竜巻を破壊する”ために命懸けの戦いに挑む。公開まで3週間を切り、現地媒体からは「『トップガン マーヴェリック』以来最高の映画体験」(The telegraph)「アドレナリン全開の興奮。まさに必見の夏の超大作」(HeyUGuys)と評されるなど各紙で好評を呼ぶなか、いよいよ本国アメリカでプレミアを迎えた。

 純白のロングドレス姿でプレミア会場を魅了するデイジーは「とても興奮して圧倒されています!」と感無量な様子。自身が演じたケイトについて「オクラホマで生まれ育ったケイトが帰郷して、かつての自分を取り戻す様を描いた映画です。彼女は美しい人生を歩んでいます」と解説すると「(本物の)気象学者や竜巻チェイサーと会えて楽しかったですし、自分のセリフを理解しようと専門用語をできる限り学びました!」と役づくりの奮闘を振り返った。

 さらに、“グレパ”ことグレンは、オクラホマの自然を彷彿させる新緑のスーツ姿で登場し「幼い頃からこんな映画を作りたかったから興奮してる!」と歓喜。彼が演じたタイラーは、お調子者だが確かな実力と知識を備えた頼れる男。聡明で生真面目なケイトとは最初こそ対立するものの、同じ使命をもって行動するうちに竜巻破壊へ希望を見出し、協力していく。撮影中もチームで友情を育んでいたようで、グレンは「ロケ場所が荒野の真ん中だったから、待機用のトラックでずっと一緒に過ごしてた。とても楽しかったよ! オクラホマの撮影では、遊ぶ場所が全然なくて近くのバーがみんなのたまり場になってたんだ」と振り返った。

 そして、『ミナリ』(2020)でアカデミー賞6部門ノミネートを果たしたリー監督は、アドベンチャー大作である『ツイスターズ』に参加した経緯について、1996年公開の竜巻映画『ツイスター』の名を挙げ「(話を聞いて)瞬時に“やりたい”と思った。以前から作りたい映画として『ツイスター』を挙げていたんだ。そこに突然、本作の話が舞い込んできたんだよ! 運命的だと感じてやるしかないと思った」と告白。『ツイスター』と同じく、本作もスティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務めており、リー監督は「昔から私のヒーローだった。一緒に仕事をした後でも憧れる気持ちは変わらないよ。寛大かつ協力的で親しみやすく刺激をくれる偉大な存在だ」と熱弁した。

 最後に主演のデイジーは「夏の超大作映画です。登場人物たちは竜巻モンスターに立ち向かいます。ハラハラしたりアドレナリンが出る一方で、個性的で面白く心に残る作品だと思います」、グレンは「大ヒット間違いなしの傑作だ! ド迫力の映像だけでなく感動や笑いもあるからね。陰ながら活躍する人々を描いた最高に面白い映画だよ」と本作に込めた熱い思いを語った。

 そしてロンドンプレミアでは、『トップガン』でマーヴェリックを演じたトムと、ハングマン役のグレンが再会。久々に2人が揃ったツーショット写真が「友達と映画を観る楽しい夜だ!」というトムの胸が熱くなるコメントと共にSNSに投稿されると、またたく間に大盛り上がり、トムから後輩である“グレパ”主演作への嬉しい追い風となった。(編集部・入倉功一)

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