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浜辺美波、映画館で“変えたいこと”を提案

シネマトゥデイ 映画情報 2024年7月26日 16時45分

 女優の浜辺美波が26日、TOHOシネマズ六本木で行われた映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』初日舞台あいさつに赤楚衛二、GACKT、竹中直人、観月ありさ、野村萬斎、武内英樹監督とともに来場した。

 17万部を突破する大ヒットを記録し、コミカライズもされた眞邊明人による同名小説を映画化した本作は、現代の日本×歴史上の偉人というジェネレーションギャップが織りなすエンターテインメントムービー。コロナ禍真っただ中の2020年、首相官邸でクラスターが発生して総理が急死した日本に、歴史に名を刻む偉人たちがAI・ホログラムによって復活。前代未聞のヒーロー内閣が誕生するさまを描き出す。

 満員となった客席を見渡した浜辺は「今日は無事に初日を迎えることができて、とてもうれしく思っております」と笑顔。続く赤楚は「今日は初日を迎えることできてホッとしております。ぜひ皆さん、たのしんでいってくだちゃい。よろしくお願いしまちゅ」となぜかおかしな語尾であいさつ。続いて「GACKTでつ」とあいさつしたGACKTが、「今日は皆さんに楽しんでいただくために、赤楚と僕と竹中さんは、語尾をサ行(を言わない)しばりでいきたいと思います」と宣言。続く竹中も「今日は最後まで楽しんでくだ……ついね」と苦しそうにあいさつ。するとまさかの萬斎までもが「野村まん“は”いです」とかぶせてみせて会場を笑わせた。

 いよいよ初日を迎え、浜辺は「あっという間ではありましたし、何より怖いのがもう7月26日だということ。夏だ! もう8月! という驚きがありまして。公開に向けていろんなプロモーションをしたんですが、あっという間すぎて。夏が始まっているということにまだ追いついていないです」とコメント。そして赤楚も「この作品のチームの皆さんと出会えたこと。坂本龍馬を通して監督がちゃんと向き合ってくださったのが、僕の中で財産になったので。初日を迎えられて良かったなと思いま“つ”」と続けて会場は大笑い。さらにGACKTも「そうですね……(思い出したように語尾を言い直して)つね。多くの方が喜んでくださってるので、うれしいかぎりで“つ”。お友だちとかを誘って観に来てくれたらうれ“ち”いで“つ”」とたたみかけて、会場を笑わせた。

 そんな中、萬斎も「SNSでも皆さんが楽しんでいただいているのがビンビン伝わってきてうれしいですね。最初は大笑いしながらも、この映画ならではのメッセージをちゃんと受け取ってくれているみたいで。GACKTさん(演じる信長が)“目を覚ませ”というところからはじまったメッセージがいろんなところに浸透していくといいなと思います」とその思いを語った。

 そしてこの日は新しい学校のリーダーズが歌う主題歌「Change」にかけて「変えたいこと」について質問が飛ぶひと幕も。まずは浜辺が「映画館でもうちょっといろんな種類のお酒が飲めたらなと。映画館によってはいろいろなお酒を置いているところがあるんですが、TOHOシネマズさんではビールが中心なので。映画を2回観るときに、アルコールを一杯だけ飲みたいなと思う時があるので」と明かすと、赤楚も「昼食後に30分くらいの昼寝タイムがほしい。やはり昼寝をするのとしないのとでは、午後の頭の回転が違うので」と提案。

 さらにGACKTが「日本はいろんないいところがあるけど、まだ交通が不便なところがけっこう多い。でもいろんないいところがあるので、行ってもらいたいじゃないですか。だから交通運賃が10分の1くらい安くなれば、みんないろんなところに行けるし、その地方でいっぱいお金を使うことになる。それくらいやってもいいんじゃないかと思うんですけどね」と提案すると、「さすが経済産業大臣!」と感服した様子の萬斎。一方、「その発想はなかったですね」と語る浜辺が、「GACKTさんはすごいなと。裏では“です”を“でつ”にするだの、お話してたので。こんな真面目な話をするなんて、すごくビックリしました」と明かすと会場は大笑い。

 その告白に対して赤楚が「それを先輩のせいにはできないので、全部僕のせいです」と語り、会場は大笑い。その様子に思わず思わず笑ってしまったGACKTだった。(取材・文:壬生智裕)

映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』は全国公開中

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