DC映画『ジョーカー』（2019）の続編『ジョーカー：フォリ・ア・ドゥ』の新たな予告編（海外版）が23日に公開された。またこの日は、本作が、現地時間8月28日から9月7日にかけて開催される、第81回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品されることも発表された。
コメディアンを目指す心優しい主人公アーサー・フレック（ホアキン・フェニックス）が、社会から疎外され、悪のカリスマへと変貌していく姿を描いた前作『ジョーカー』。続編となる『フォリ・ア・ドゥ』では、アーサーの前に、レディー・ガガ演じる謎の女性リー（ハーレイ・クイン）が現れる。
詳細は明かされていないが、ミュージカルになるとも言われており、予告編には、アーサーが歌を口ずさみハーレイと狂ったように踊る姿が。また冒頭には、DCコミックスにおいて悪役トゥーフェイスになる検事として知られる、ハービー・デントが「2年前、アーサー・フレックという名の人物が嵐のようにゴッサムを襲った」と語るセリフも収められている。予告編の概要欄では本作について「アーカムに収容され、ジョーカーとしての犯罪の裁判を待っているアーサーは、自身の二つの顔に苦悩するなか、真実の愛と出会うだけでなく、彼のなかに常にあった音楽を見つける」と説明している。
ホアキンとガガのほか、ブレンダン・グリーソン、キャサリン・キーナー、そして『ジョーカー』に続いてザジー・ビーツも出演。トッド・フィリップスが再び監督・製作・共同脚本を手掛ける。
前作はベネチア国際映画祭で最高賞にあたる金獅子賞を受賞しており、第81回映画祭における『フォリ・ア・ドゥ』の評価も注目を浴びることになりそうだ。（編集部・入倉功一）
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