マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギがハリウッド殿堂入りを果たし、米ロサンゼルスのハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムで現地時間25日、星形のプレートが披露された。記念式典には、MCU（マーベル・シネマティック・ユニバース）で活躍するオールスター俳優たちがお祝いに駆けつけた。
ファイギ社長は、2008年の『アイアンマン』からMCUを展開し、ハリウッド屈指の巨大ユニバースへと拡大させた功労者だ。これまで公開された劇場映画33作品は、全て全米ボックスオフィスランキングで1位を獲得。この度、ハリウッドで最も偉大なプロデューサーの一人として、ハリウッドの星が授与されることに。ファイギ社長は、「ウォーク・オブ・フェイム」に名前が刻まれる2,785人目のスターとなった。
記念式典には最新作『デッドプール＆ウルヴァリン』（全国公開中）からライアン・レイノルズ（デッドプール役）、ヒュー・ジャックマン（ウルヴァリン役）、エマ・コリン（カサンドラ・ノヴァ役）が駆けつけたほか、歴代MCU作品からクリス・エヴァンス（キャプテン・アメリカ役）、クリス・プラット（スター・ロード役）、セバスチャン・スタン（バッキー・バーンズ役）、ブリー・ラーソン（キャプテン・マーベル役）、シム・リウ（シャン・チー役）、デヴィッド・ハーバー（レッド・ガーディアン役）、キー・ホイ・クァン（ウロボロス役）、キャスリン・ハーン（アガサ・ハークネス役）といった錚々たる顔ぶれが集まった。
マーベル・スタジオの紆余曲折を振り返ったファイギ社長は、「まさに旅です！ 今日まで私と共にここにいてくれた人々の壮大な旅路です」とスピーチ。ウルヴァリン役のヒューは、ファイギ社長がステーキをご馳走してくれたオーディション当時の思い出を回顧し、式典中にステーキハウスで使える15ドル相当のギフトガードをプレゼントする一幕もあった。（編集部・倉本拓弥）
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