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【ネタバレ】『デッドプール&ウルヴァリン』衝撃カメオ実現の裏側 脚本執筆中にその場でオファーしていた

シネマトゥデイ 映画情報 2024年7月29日 6時46分

 マーベル・スタジオ最新作『デッドプール&ウルヴァリン』(全国公開中)を手がけたショーン・レヴィ監督が、韓国・ソウルでインタビューに応じ、本作で実現した衝撃カメオ出演の裏側を明かした。(以下、映画の重大なネタバレを含みます。本編鑑賞後にお読みいただくことをおすすめします)

 本作は、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)入りを果たしたマーベル屈指の破天荒ヒーロー・デッドプール(ライアン・レイノルズ)が、ウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)とタッグを組み、世界の命運をかけたミッションに挑むアクション。大量のサプライズやカメオ出演が用意されていることは、公開前から主演のライアンやレヴィ監督が予告していた。

 その予告通り、劇中ではハッピー・ホーガン(ジョン・ファヴロー)らマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)ゆかりのキャラクターはもちろん、エレクトラ(ジェニファー・ガーナー)、ヒューマン・トーチ(クリス・エヴァンス)、ガンビット(チャニング・テイタム)、ブレイド(ウェズリー・スナイプス)など旧20世紀フォックス製作の映画で活躍したヒーロー、もしくは映画化されず幻に終わったヒーローが多数登場した。

 ライアンと共に脚本を執筆したレヴィ監督は、脚本作業中にその場でカメオキャストに出演オファーを送っていたという。「私たちがやったのは『聞いてみること』だけです。脚本を執筆していて『もしも、このシーンでいきなりこの人が現れたらどうだろう?』とライアンと相談し合って、その人に『デッドプール&ウルヴァリン』に出ませんか? とその場でメッセージを送りました。全員が『イエス』と返答してくれました」

 また映画冒頭では、デッドプールがTVA(時間変異取締局)のモニターでMCUヒーローたちの姿を目撃するシーンが登場し、その中には、ソー(クリス・ヘムズワース)が瀕死のデッドプールを抱き抱える未来の映像が含まれていた。クリスが本作のためにソーを再演した新規映像にも見えたが、レヴィ監督は「ライアンも私もクリスの友人ではありますが、秘密は全部バラさないでおきます」と言葉を濁していた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)

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