映画『アベンジャーズ』シリーズ第5弾『アベンジャーズ：ドゥームズデイ（原題）/ Avengers: Doomsday』の撮影開始は、2025年の第2四半期（4月～6月）に予定されているとVarietyが伝えた。
メガホンを取るのは、2019年の記録的大ヒット作『アベンジャーズ／エンドゲーム』以来のMCU（マーベル・シネマティック・ユニバース）作品となるルッソ兄弟だ。2014年の『キャプテン・アメリカ／ウィンター・ソルジャー』での手腕を高く評価され、『シビル・ウォー／キャプテン・アメリカ』『アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ／エンドゲーム』とこれまで4作のMCU映画を監督している二人が、再びMCUへ戻ってくる。
2022年に『アベンジャーズ』シリーズ新作2作の製作が発表された際、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギはルッソ兄弟は関与しないと明言していた。しかし、その後の新作は不振のものが多く、さらにはアベンジャーズの新たな敵になるはずだった征服者カーン役のジョナサン・メジャースが逮捕・有罪となり全ての計画が水の泡に。MCUが大きく揺れる中、巻き返しを図るべくルッソ兄弟が呼び戻された形だ。
カーンに代わる悪役はドクター・ドゥームで、アイアンマン役でおなじみのロバート・ダウニー・Jrが演じる。ダウニー・JrはMCU復帰の条件として、ルッソ兄弟が監督することを挙げていたとも伝えられている。撮影はこれまでの米アトランタではなく、英ロンドンで行われる。2026年5月全米公開。（編集部・市川遥）
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