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実写映画『はたらく細胞』キラーT細胞に山本耕史!NK細胞・マクロファージ・血小板キャストも発表

シネマトゥデイ 映画情報 2024年7月31日 7時0分

 漫画家・清水茜原作の実写映画『はたらく細胞』(12月13日全国公開)のキャスト第3弾として、キラーT細胞を山本耕史、NK細胞を仲里依紗、マクロファージを松本若菜、そして血小板をマイカ・ピュが演じることが発表され、キャラクタービジュアルが公開された。

 『はたらく細胞』は、人間の体内を舞台に、擬人化された細胞たちの活躍を描くファンタジー。同名コミックと清水監修のスピンオフ「はたらく細胞BLACK」を原作に、シリーズ初となる“人間の世界”を映像で表現する。赤血球役で永野芽郁、白血球(好中球)役で佐藤健が出演。さらに、芦田愛菜と阿部サダヲが人間の父娘役を務める。

 山本が演じるキラーT細胞は、細菌やウイルス感染細胞などの異物を見つけ破壊する、強力な殺傷能力を持つ免疫細胞の主力部隊。「KILL」と書かれた帽子がトレードマークの体育会系武闘派細胞で、山本は「今回の役は体を鍛える感じのキャラクターで、僕も鍛えるのが好きだから、ありがたいなと思いました」とオファーに感謝。武内英樹監督とは『もしも徳川家康が総理大臣になったら』(公開中)と立て続けて、1997年のドラマ「ひとつ屋根の下2」以来のタッグとなる。

 仲が演じるNK細胞も、ナチュラル=N・キラー=Kの名前通り、生まれつきの武闘派で、細菌やウイルス感染細胞などの異物を見つけ次第、単独で攻撃の先陣を切る一匹狼。劇中ではクールなサーベルさばきも披露している仲は「ここまで激しいアクションシーンに参加することも、私の体史上、初めての経験でした」と語っている。

 松本が演じるマクロファージは、幼い赤血球たちの育成係を務める一方、聖母のような笑顔で細菌などの異物を捕らえて殺すなど、さまざまな顔を持つ細胞。優しい笑顔と高い殺傷能力のギャップも魅力のキャラクターで、松本は「巨大な鉈で戦うシーンでは、殺陣チームの皆さんがその鉈の重さを利用して作ってくださったカッコいいシーンもありますので、是非注目して頂きたいです」とコメントしている。

 そして、モデルのマイカ・ピュが演じるのは、大勢の仲間たちを連れて傷口に集合し、協力して止血を行う血小板。スピンオフ作品「はたらく血小板ちゃん」が制作されるほどの人気を誇るキュートな細胞たちのリーダー的役割をマイカが担う。

 未発表キャラクターのヒントを散りばめたポスタービジュアルも、山本たちを加えたバージョンに更新。本作には、永野、佐藤、芦田、阿部のほかに、未解禁キャストが13人いると発表されており、残り9名の発表にも注目だ。第3弾キャストのコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)

山本耕史(キラーT細胞役)

キラーT細胞を演じているというよりは、一人の戦士を演じているつもりではいるんですが、関係性が面白いですよね。NK細胞は単体で動き回る。キラーT細胞は指令が出ないと出動できない。白血球、赤血球はこういう働きをしているとか…血小板しかり、それぞれの役割があるから面白いですよね。
今回の役は体を鍛える感じのキャラクターで、僕も鍛えるのが好きだから、ありがたいなと思いました。白血球役のオファーが来ていたらもっと細くしなきゃいけないじゃないですか。だからキラーT細胞で納得しました。
武内監督とは久しぶりではあるんですけど、すごく安心感がありました。武内監督は自分の要求がはっきりしているので、それは嬉しかったですね。「もうちょっとこうして!」と投げかけてくれるから、ちゃんと武内監督のものになるんだろうなというのがすごく伝わります。
錚々たるメンバーの中に自分も混ぜていただいて本当に光栄です。あそこのシーンはどうなっているんだろうっていう興味がすごいある作品!本当に出来上がりが楽しみですね。

仲里依紗(NK細胞役)

初めての「細胞役」をどう演じていけるのか、という未知にとてもワクワクしていました。
今作は体の中で起こっている細胞同士の反応をアクションとして表現しているのですが、ここまで激しいアクションシーンに参加することも、私の体史上、初めての経験でした。次々と襲いかかってくる筋肉痛に体も悲鳴をあげていましたが、「私の中の細胞も頑張っているんだ!」と私と私の細胞を私が励ましながら撮影に臨みました(笑)
共演者、スタッフ、そしてアクションシーンを指導して下さった皆様のお力添えもあり、とてもカッコイイ<実写版NK細胞>を演じることができたのではと思っております。
子どもから大人まで、楽しく、ときには感動しながら、細胞のはたらきを学べる作品になっていますので、公開を楽しみにお待ち下さい。

松本若菜(マクロファージ)

マクロファージさんは見た目はとても柔らかいですが、闘うとなったらパっと切り替える。頼もしい部分もあれば、優しい部分もあるし、クールな一面もあり、とても魅力的だと思いました。私の姪っ子も原作を読んでいて、マクロファージさんはかわいいから好きと言っていましたが、巨大な鉈で戦うシーンでは、殺陣チームの皆さんがその鉈の重さを利用して作ってくださったカッコいいシーンもありますので、是非注目して頂きたいです。撮影中は、身体の中でリアルなマクロファージさんも戦っているんだと考えながら楽しく演じさせていただきました。
自分の体の中を知れるよいきっかけにもなりましたし、今までにないスケールで、年齢問わずどの世代の方でも楽しめる作品となっていますので、ご覧いただけましたら幸いです。

マイカ・ピュ(血小板)

血小板役を演じる事ができてとても嬉しかったです。役の募集の前から、「はたらく細胞」の漫画を読んでいて、スピンオフ作品の「はたらく血小板ちゃん」も大好きでした。明るくてみんなのまとめ役なところを演じるのが楽しかったですし、いろんなウイルスのことがわかって勉強になりました。撮影の待ち時間はみんなで遊んだりしてチームワークを大切にしました。是非映画館で楽しんでいただきたいです。

【関連情報】
映画『はたらく細胞』オフィシャルサイト
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