『スター・ウォーズ』シリーズの新作映画『ザ・マンダロリアン＆グローグー（原題） / The Mandalorian & Grogu』（2026年5月22日全米公開）の初となるフッテージ映像と公式ロゴが現地時間9日、米アナハイムで開催中の「D23 2024」で公開された。
エピソード9『スター・ウォーズ／スカイウォーカーの夜明け』（2019）以来の『スター・ウォーズ』劇場映画となる本作。主人公は、ドラマ「マンダロリアン」で活躍する戦闘集団マンダロリアンの戦士ディン・ジャリン（ペドロ・パスカル）と、強いフォースを秘めた子供グローグーだ。
会場には、メガホンを取るジョン・ファヴロー監督とプロデューサーのデイヴ・フィローニが登場した。フィローニは、シリーズの生みの親であるジョージ・ルーカスとの仕事を振り返りながら、『スター・ウォーズ』を再び劇場映画として届けることができる喜びを告白。2026年公開に向けて、撮影は2週間前からスタートしたばかり。今回のD23は映画公開前の最後の開催（イベントは2年ごとに開催）になるため、二人は会場のファンだけにフッテージ映像をサプライズ上映した。
フッテージ映像には、マンダロリアンが雪の惑星を舞台に、複数のスノートルーパーや2体のAT-ATと激突するバトルシーンのほか、アニメシリーズ「スター・ウォーズ 反乱者たち」の主要キャラクターで知られ、「マンダロリアン」シーズン3で実写デビューを果たしたゼブことガラゼブ・オレリオスが再登場し、マンダロリアンと行動を共にする姿が収録されていた。ラストには、グローグーと小さなエンジニアの種族・アンゼランたちの可愛らしいシーンが映し出され、会場から大歓声が沸き起こった。
ルーカスフィルムはこの日、ジュード・ロウが出演するディズニープラスの新ドラマ「スター・ウォーズ：スケルトン・クルー」（12月4日より初回2話日米同時独占配信）の特報を発表したほか、2025年年配信予定の「キャシアン・アンドー」シーズン2のフッテージ映像を上映した。（取材・文：編集部・倉本拓弥）
「D23 2024」は現地時間8月11日までアナハイム・コンベンション・センターほかにて開催中
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