マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新たなドラマシリーズ「デアデビル:ボーン・アゲイン(原題) / Daredevil: Born Again」の予告編が現地時間9日、米アナハイムで開催中の「D23 2024」の会場限定で初公開された。
かつてNetflixで配信された「Marvel デアデビル」の物語を引き継ぐ本作。デアデビルは“ヘルズキッチンの悪魔”と称されるヒーローで、盲目の弁護士マット・マードックのもう一つの顔だ。本作では、宿敵キングピンことウィルソン・フィスク、処刑人パニッシャーことフランク・キャッスルらNetflix時代のキャラクターが、そのままMCUにも登場する。
会場限定の予告編は、Netflix版のダークなトーンが踏襲されており、デアデビルとパニッシャーの衝突、ニューヨークでさらに権力を得たキングピンの脅威、悪役として登場が判明したミューズ(白マスクに目元から黒色のインクが垂れ落ちるヴィラン)の姿を映し出した。さらに、白いトラをイメージしたスーツをまとった“ホワイトタイガー”が初めて公開されたほか、「ミズ・マーベル」から主人公カマラ・カーンの父親も登場するなど、他のMCU作品とのリンクも予感させる内容だった。ラストシーンでは、デアデビルのハードな肉弾戦も描かれていた。
会場には主演のチャーリー・コックス(デアデビル役)、ヴィンセント・ドノフリオ(キングピン役)、ジョン・バーンサル(パニッシャー役)、デボラ・アン・ウォール(カレン・ペイジ役)、エルデン・ヘンソン(フォギー・ネルソン役)ら主要キャストが集結。パニッシャー役として帰ってきたバーンサルは「本当に光栄です」とMCUでの再演を喜んだ。
「デアデビル:ボーン・アゲイン」はディズニープラスで2025年3月配信予定。すでにシーズン2が進行中で、近日中にも撮影が始まることがアナウンスされた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)
「D23 2024」は現地時間8月11日までアナハイム・コンベンション・センターほかにて開催中
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