ディズニー最大のファンイベント「D23 2024」が現地時間9日、アメリカ・カリフォルニア州のアナハイム・コンベンション・センターで開幕した。マーベル・スタジオからは、ドラマシリーズ「ロキ」や新作映画『デッドプール＆ウルヴァリン』に登場した組織・TVA（時間変異取締局）をイメージした巨大な体験型ブースが登場。マーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）作品の劇中衣装展示などが行われている。
TVAの巨大ロゴが目立つエントランスをくぐると、組織のマスコットキャラ「ミス・ミニッツ」がお出迎え。ゲストは職員の誘導で施設内部を歩きながら、MCUにまつわる展示品を鑑賞したり、会場限定のインタラクティブな体験が楽しめる。
劇中でお馴染みのタイムドア（タイプパッドを使うことで開くオレンジ色のゲート）を再現したブースでは、歴代MCU作品の劇中衣装がズラリ。『アイアンマン』『アベンジャーズ／エンドゲーム』『デッドプール＆ウルヴァリン』の世界につながるタイムドアをのぞき込むと、各ヒーローたちのコスチュームが並んでいる。『デッドプール＆ウルヴァリン』からは、カメオ登場が話題になったヒーローたちの衣装がお披露目された。
また、9月19日よりディズニープラスで配信される新ドラマシリーズ「アガサ・オール・アロング」から、主人公アガサをはじめとする主要キャラクターの劇中衣装が展示中。2025年3月配信予定の「デアデビル：ボーン・アゲイン」からは、デアデビルと宿敵キングピンの姿を捉えたプロモアートが初公開された。
さらに、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの人気キャラクター・ロケットと実際に会話ができるコーナーも登場。画面に登場するロケットに英語で話しかけると、ロケットがすぐに返答してくれる。あいさつはもちろん日常会話も完璧で、作品の世界に飛び込んだような没入感が味わえる。
「D23」初日の現地時間9日19時からは、新作映画＆ドラマの最新情報が発表される「ディズニー・エンターテインメント・ショーケース」がホンダ・センターで行われる。ディズニー、ピクサー、ルーカスフィルムはもちろん、マーベル・スタジオの待機作に関連する情報発表にも期待が高まっている。（取材・文：編集部・倉本拓弥）
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