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吉岡里帆、トランスフォーマー声優に決定!洋画吹替に初挑戦

シネマトゥデイ 映画情報 2024年8月15日 5時0分

 映画『トランスフォーマー』シリーズ最新作となる『トランスフォーマー/ONE』の追加吹替キャストが発表され、俳優の吉岡里帆が洋画作品の吹替に初挑戦することが明らかになった。発表に合わせて新たな吹替版予告編も公開されている。

 『トイ・ストーリー4』(2019)のジョシュ・クーリー監督が手がける本作は、トランスフォーム(変形)するロボット生命体トランスフォーマーが暮らすサイバトロン星を舞台に、宿敵同士である、オプティマスプライム(オライオンパックス)とメガトロン(D-16)の若き日の友情と冒険を描くアドベンチャー大作。吹替版では、若きオプティマスの声を中村悠一、メガトロンを木村昴、バンブルビー(B-127)を木村良平が担当、さらにオプティマス役を担当してきた玄田哲章がアルファトライオンを演じる。

 吉岡が演じるのは、オプティマスやバンブルビーと共に冒険を繰り広げる女性戦士、エリータ-1役。これまで『空の青さを知る人よ』(2019)や『漁港の肉子ちゃん』(2021)など日本のアニメ作品で声優を務めてきた吉岡だが、洋画吹替では、いままでとは異なるキーに挑んだと明かし、「(英語版声優の)スカーレット・ヨハンソンさんやエリータ-1のビジュアルに合わせて自分の地声よりかなり落として低く響かせる練習を一番初めに行いました」と役づくりについて語っている。

 また、本作のストーリーにも大感激だった様子で「心の底からワクワクする感情と、こんなエピソードがあった上で、いままでのシリーズ作品(のストーリー)があったのだと、切なく、感動しました。これを観ずしてトランスフォーマーは語れないぞというような、そんな一作になっていると思います」と太鼓判を押している。

 さらに追加の吹替声優キャストも発表された。サイバトロン星の英雄的存在、センチネルプライム役を諏訪部順一、センチネルプライムと行動を共にするエアラクニッド役を柚木涼香が務めるほか、稲田徹(ダークウィング役)、佐藤せつじ(スタースクリーム役)、山本格(サウンドウェーブ役)、星野貴紀(ショックウェーブ役)、杉田智和(ジャズ役)らが新たなトランスフォーマーの世界を賑やかに彩る。吉岡のコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)

映画『トランスフォーマー/ONE』は9月20日より日米同時公開

吉岡里帆(エリータ-1役) インタビューコメント

Q:『トランスフォーマー/ONE』のオファーを受けたときの印象は?

A:オファーが来た時は、あのトランスフォーマーから、お声がかかったのかと、もう本当に高揚感と、ワクワク感で、「早く台本読みたい!」と思いました。

Q:台本を読んだときの感想は?

A:今までのトランスフォーマーシリーズを追いかけて来た人にとっても衝撃の一作です。なぜあの戦いがあったんだ、とか、どうして(オプティマスとメガトロンが)あの関係性なんだという謎がいっぱい解ける物語になっています。泣けるし、胸も熱くなります。トランスフォーマー達が、トランスフォーム出来なかった時から描かれているというのが胸熱です。弱さもありながら、強さを望んでいて。彼らの強い思いが凝縮されていて感動的な台本だなと思いました。

Q:自身が演じたエリータの印象は?

A:私が演じたエリータ-1は、戦う女性で男性達もグイグイ引っ張っていくような強さと、自分に対しての誇りがあって自信にみなぎっています。ちょっと勝ち気なところもあるので可愛らしさというよりも取っつきにくさがあって、人間味や不器用さも感じて、私は好きです。彼女の強さがみんなにとってもすごく救いになるシーンが沢山出てくるので。戦うシーンだけじゃなくて自分自身を見失わず、本編を通して自分という核がブレないキャラクターなので、そこがすごく魅力的で、大好きなキャラクターになりました。

Q:推しのキャラクターは?

A:全員大好きになるんですけどバンブルビーはこれまでのシリーズの中でもすごく好きなキャラクター。可愛さと、お茶目さと、強さと、いろんな要素を兼ね備えているキャラクターなので、ビーは、めちゃくちゃ推しです。可愛い。ビーが今回、『トランスフォーマー/ONE』で、初めてソードを(手から)出す瞬間があるんですけれども、それが、めっちゃ可愛いです。面白くて、すごく好きなシーンです。

Q:吹替映画初挑戦の感想は?

A:海外映画の吹替というものが私自身初めてだったので、いままで参加してきた声優のお仕事だと日本のアニメーションはキーがかなり高くないと絵にあたらない事があるというのが自分の中の印象でした。今回は、真反対でスカーレット・ヨハンソンさんやエリータ-1のビジュアルに合わせて自分の地声よりかなり落として低く響かせる練習を一番初めに行いました。ボイストレーニングの先生とはじめにやったのが丹田と低音の響きを鍛えるために、腰をぐっと持って後ろから引っ張ってもらい、それで台詞を喋る練習をしました。引っ張る力に負けないくらいの力を鍛えました。その後に、海外作品の吹替の方の特徴というか響き、英語圏の方の吹替は口の中に空間があるというか日本語だときゅっと締まっているものが広がっているイメージがあったので、(口の中を)広げる練習や、あとはもう吹替を沢山観ました。かなり日本の声優さんたちを参考にさせていただきました。

Q:初めてヒーロー役を演じた感想は?

A:エリータ-1は戦い方がパワフルで真っ直ぐというか殴る時の強さも強いのでそこはすごく意識しました。絶対に普通の人間だったら出来ない動きとかもキャラクターが平気でどんどんしていくので観ていてワクワクしましたし、参加出来て良かったと思いました。こんな経験、この作品じゃないとできないと思いました。

Q:これから映画を観る方へのメッセージ

A:今作の台本を読んで、映像を観て、心の底からワクワクする感情と、こんなエピソードがあった上で、いままでのシリーズ作品(のストーリー)があったのだと、切なく、感動しました。これを観ずしてトランスフォーマーは語れないぞというような、そんな一作になっていると思います。是非劇場でお楽しみください

【関連情報】
映画『トランスフォーマー/ONE』オフィシャルサイト
【動画】吉岡里帆の演技も『トランスフォーマー/ONE』日本語吹替版予告編
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