映画『ラストマイル』の「シェアード・ユニバースプレミアイベント」が20日、新宿シネシティ広場で行われ、映画から主演の満島ひかりをはじめ、岡田将生、ディーン・フジオカ、大倉孝二、酒向芳、宇野祥平、安藤玉恵、阿部サダヲ、同作と世界観を共有するドラマ「アンナチュラル」から、石原さとみ、井浦新、市川実日子、「MIU404」から、綾野剛、星野源、麻生久美子、そして塚原あゆ子監督が出席した。
本作は、ドラマ「アンナチュラル」「MIU404」などの演出を手掛けた塚原あゆ子監督と、脚本の野木亜紀子が再びタッグを組んだサスペンス。大手ショッピングサイトから発送された商品が爆発するという連続爆破事件が起きるなか、サイトの巨大物流倉庫センター長に着任したばかりの舟渡エレナ（満島）やチームマネージャーの梨本孔（岡田）らが事態収拾に奔走する姿が描かれる。
“シェアード・ユニバース”と銘打たれた本作は、ドラマ「MIU404」で活躍した「警視庁刑事部・第4機動捜査隊」のメンバーと「アンナチュラル」で活躍する「不自然死究明研究所（UDIラボ）」に所属する法医解剖医たちが登場することでも話題に。この日は会場に約300人のファンが詰めかけ、豪華登壇者たちが、映画のイメージカラーであるオレンジカーペットを闊歩。綾野と井浦、ディーンらが肩を組んだりするなど、作品を超えて交流する姿にファンは歓喜の声を上げるなど大盛り上がりだった。
満島は「（プロデューサーの）新井順子さん、野木亜紀子さん、塚原あゆ子さんをはじめ、ここにいる素敵な皆さんが、ギュっと凝縮された演技を見せ、自分たちの人生に寄り添うような嬉しさや悲しみが詰まった愛情深い作品です」と笑顔を見せると、岡田も「オレンジカーペットを歩いているとき、（共演者の）皆さんの姿を見て、すごい映画に出させてもらっているなと。まるでアベンジャーズみたい。こんな方々とまたお仕事をできるように頑張らなければと思いました」と豪華俳優陣に思いを馳せていた。
またカーペットイベント後に行われた完成披露舞台あいさつに登場した満島は、あらためてズラリと並んだ登壇者たちを見つめ「こんな方々とご一緒することができてずっと感極まっています」と述べると「同じ時代に、こんなにエネルギーのある人たちと同じ仕事ができてすごく嬉しいです」と言葉を詰まらせて涙ぐんでいた。（磯部正和）
映画『ラストマイル』は8月23日より全国公開
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