日本でも絶大な人気を誇る映画『パシフィック・リム』（2012）の前日譚ドラマシリーズの制作が決定した。Varietyが独占で報じた。
『パシフィック・リム』は、人型巨大兵器イェーガーに乗り込み、世界各国を襲撃する謎の巨大生命体KAIJUを倒すパイロットたちの活躍を描いたSFアクション。鬼才ギレルモ・デル・トロ監督がメガホンを取り、菊地凛子や芦田愛菜といった日本人キャストが出演。2018年には、新田真剣佑が新世代パイロットを演じた続編『パシフィック・リム：アップライジング』が公開され、2021年にはNetflixでアニメ化もされた。
前日譚ドラマを企画開発するのは、米レジェンダリー・エンターテインメントとテレビ番組制作に関するファーストルック契約を結んだエリック・ハイセラー。SF映画『メッセージ』（2016）でアカデミー賞脚色賞にノミネートされた脚本家で、『バード・ボックス』（2018）、『ライト／オフ』（2016）、『遊星からの物体X ファーストコンタクト』（2011）といったホラー／スリラー作品の脚本を数多く手掛けてきた。
レジェンダリー・テレビジョンのジェイソン・コールドフェルター社長は「エリックは多方面で活躍し、商業的に成功を収めてきた多彩なクリエイターです」とVarietyを通して声明を発表。「エリックと（彼の制作会社）クロノロジー、（エリックと企画を担当する）カルメン（・ルイス）とのパートナーシップを結び、世界規模で人気の『パシフィック・リム』ユニバースを新たな時代へ進めること楽しみにしています」と期待を寄せた。（編集部・倉本拓弥）
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