株式会社タカラトミーは26日、「トランスフォーマー」「ZOIDS」「ダイアクロン」といった同社の人気IP（キャラクターなどの知的財産）と、「ゴジラ」「スパイダーマン」などがコラボレーションする新シリーズ「SYNERGENEX（シナジネクス）」を2024年9月から順次展開すると発表した。
ハイターゲット向けホビーレーベル 「T-SPARK（ティースパーク）」から新たに展開される「SYNERGENEX」は、タカラトミーのIPと、他社IP・ブランドとのコラボレーションによってシナジー（相乗効果）を最大限に引き出し、組み合わせの意外性やアソビの拡がりなど、新たな楽しみを提供することを目的としたシリーズ。
まずは、変形ロボットキャラクター「トランスフォーマー」、リアルムービングキット（組立式駆動玩具）「ZOIDS」、オリジナルキャラクターSF玩具「ダイアクロン」という、タカラトミーが誇る自社IPによる、ブランドの垣根を超えた初のトリプルコラボ商品「SHIELD-D-PRIME（シールドディープライム）」を2025年に発売。ダイアクロン隊員が搭乗可能な「ZOIDSシールドライガー」がオプティマスプライムに変形する、夢のコラボメカとなっている。
また70周年を迎えた「ゴジラ」とは、メガトロンがゴジラをスキャンした「メガトロン Typeゴジラ」と、オプティマスプライムが3式機龍（メカゴジラ）をスキャンした「オプティマスプライム Type3式機龍」の2商品でコラボ。2024年11月から予約受付を開始し、2025年夏の発売を予定している。
「メガトロン Typeゴジラ」は、全身にゴジラの表皮をイメージしたマーキングを施し、熱線放射時の背びれのパターンをクリアパーツと塗装で再現、熱線を再現するエフェクトパーツも付属する。また「オプティマスプライム Type3式機龍」は、オプティマスが機龍のシルバーカラーをまとった新たな姿で登場。付属のトレーラーは機龍が所属する特生自衛隊をイメージし、基地のように遊べるベースモードに変形。メーサーカラーの武器も付属する。
さらに「スパイダーマン」とは、スパイダーマンとブラックスパイダーマンのカラーリングが施された“クモ型ZOIDS”の2種「SPIDER ZOIDS SPIDER-MAN special」と「SPIDER ZOIDS BLACK SPIDERMAN special」が登場。「クモ型の金属生命体とともにスパイダーマンがニューヨークの街を守る！」というコンセプトで開発され、それぞれ 1 / 35 スケールのスパイダーマンのアクションフィギュアが付属。専用スタンドを使用することで、躍動的なポージングでZOIDSに乗せることができるほか、単体で飾ることも可能。2024年9月上旬から予約受付を開始する。
そのほか、10月からは「ZOIDS」と「機動警察パトレイバー」がコラボしたデジタル漫画（脚本：伊藤和典、キャラクター原案：高田明美、メカデザイナー：天神英貴、マンガ：津島直人）がスタートし、毎月1話ずつ展開予定。「ZOIDS」と人気ゲーム「モンスターハンター」の新たなコラボレーション企画、「トランスフォーマー」と 「モンスターハンター」のコラボレーション企画、さらに「トランスフォーマー」40周年と30周年を迎えたアニメ「マクロス7」とのWアニバーサリーコラボ商品も企画されている。
「SYNERGENEX」は、2024年8月29日から開催されるおもちゃ見本市「東京おもちゃショー2024」にて初披露される。（編集部・入倉功一）
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