日本発の人気ゲームキャラクター・ソニックを主人公に描く実写映画『ソニック・ザ・ムービー』シリーズ最新作が、『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』の邦題で12月27日より日本公開されることが決定し、最新作の第1弾予告編が全世界一斉で公開された。キアヌ・リーヴスが声を担当する、新キャラクター・シャドウとソニックたちのバトルが映し出される。
セガのゲームキャラクター、ソニック・ザ・ヘッジホッグを実写とCGIのハイブリッドで映画化して人気を博した本シリーズ。2020年に公開された第1弾『ソニック・ザ・ムービー』は世界興行収入3億1,971万5,683ドル(約460億円)、2022年に公開された第2弾『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』は世界興収4億542万1,518ドル(約588億円)を上げる大ヒット作となった。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル145円計算)
そして第三弾となる今回は、セガとソニックの母国である日本が登場。予告編では、東京湾沿岸に浮かぶ孤島に幽閉されていた闇のダークヒーロー・シャドウが長い眠りから目覚め、施設を破壊し、東京・渋谷に降臨。東京を、そして世界を揺るがす緊急事態に、ソニック、テイルス、ナックルズが派遣され、スクランブル交差点のど真ん中でシャドウと対峙する。同時公開されたポスタービジュアルでも東京をフィーチャーした本作の邦題は、『ワイルド・スピード』と同じプロデューサーチームが、『ソニック』日本チームとアイデアを出し合い、日本のファンへの愛とメッセージをこめて『TOKYO MISSION』と名付けられた。
そして、今作から登場する闇のダークヒーロー・シャドウの声を担当するのがキアヌ・リーヴス。悲しい過去を抱え、世界への復讐心を燃やし完全な孤独を生きるシャドウ役は『ジョン・ウィック』シリーズなどで孤高のヒーローを演じてきたキアヌにぴったりだ。
さらに、シリーズを通じて悪の天才科学者ドクター・ロボトニックを怪演してきた名優ジム・キャリーが、本作では一人二役を演じることも判明。予告編では、ドクター・ロボトニックとして、シャドウから世界の危機を救うためチームソニックに助けを求められ、まさかのタッグを結成する様子が映し出されるほか、予告編の最後には、ロボトニックそっくりのおじいちゃんにふんしたジムも登場。その正体も気になるところだ。ジェフ・ファウラー監督が引き続きメガホンを取り、ソニック声優のベン・シュワルツをはじめ、トム役のジェームズ・マースデン、ナックルズの声を担当するイドリス・エルバが続投する。
また、今回の発表に先駆けて、8月25日~26日には、予告編公開を盛り上げるプロジェクションマッピング&サイネージ放映を、世界の主要都市で同時に実施。東京・新宿でも、25日の20時から、3D巨大猫で有名な新宿クロスビジョンに、ソニックのキャラクターロゴとともに、今回の発表を匂わせるサイネージが夜空を彩った。他にも、ニューヨークやロサンゼルス、ロンドン、リオデジャネイロ、シドニー、ローマといった海外の大都市で実施された。(編集部・入倉功一)
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