リドリー・スコット監督とホアキン・フェニックスが23年ぶりにタッグを組んだ Apple Original Films 『ナポレオン』(2023)に、48分間の未公開映像を追加したディレクターズ・カット版が、本日30日よりApple TV+で配信開始された。
『ナポレオン』は、英雄と呼ばれる一方で、迅速かつ冷酷さを持ち“悪魔”と恐れられたフランス皇帝ナポレオン・ボナパルト(ホアキン)を、オリジナル脚本で描いた歴史大作。第96回アカデミー賞では視覚効果賞、美術賞、衣装デザイン賞の3部門にノミネートされた。
スコット監督は過去に、本作が4時間を超えた超大作であることを明かしており、ファンの間でディレクターズ・カット版の配信を望む声が上がっていた。本編(2時間38分)に48分間の未公開映像が追加された計3時間26分のディレクターズ・カット版では、ナポレオンの妻ジョセフィーヌ(ヴァネッサ・カービー)の原点となる物語が掘り下げられるだけでなく、未公開だったマレンゴの戦いも収録。ナポレオン暗殺未遂やロシア侵攻の失敗など、彼の最期をより詳細に描き出している。(編集部・倉本拓弥)
Apple Original Films『ナポレオン:ディレクターズ・カット』8月30日(金)より配信開始
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