「電影少女」「I"s」などで知られる漫画家・桂正和の連載デビュー作にして、1980年代を代表する人気漫画「ウイングマン」が実写ドラマ化され、10月22日からテレビ東京系・ドラマチューズ!枠(毎週火曜深夜24時30分~)で放送されることが決定した。動画配信サービス DMM TV での見放題・同時配信も決定しており、10月16日に初回のみ先行配信。原作者の桂は、祝福の描き下ろしイラストを寄せ「42年前からの夢。ウイングマン実写化。感無量です」とコメントしている。
1983年から1985年にかけて「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された「ウイングマン」は、特撮オタクの青年が、描いたことが現実になる不思議なノートの力で、変身ヒーローとなって戦う漫画作品。当時の特撮ヒーロー作品に影響を受けたその独自の作風は性別を問わず多くのファンを魅了し、アニメ化やゲーム化など幅広いジャンルで愛され続けたヒーロー漫画が、生誕40周年を記念してついに実写化が実現した。
高校2年生の主人公・広野健太は、授業中も空想の世界にばかり浸っている特撮オタク。ある日、異次元からやって来た謎の美少女・アオイと出会った健太は、彼女が持っていた“ドリムノート”に、空想のヒーロー“ウイングマン”を描いたことで、本当に変身能力を手に入れてしまう。念願のヒーローとなった健太は、アオイを狙って異世界から送り込まれてくる刺客たちとの戦いに身を投じることになる。
テレビ東京にとって「電影少女」に続く桂作品のドラマ化。原作では中学生だった健太だが、実写版では高校生になるようだ。脚本は山田能龍、西垣匡基、中園勇也が担当する。キャストや監督は発表されていないが、プロデューサーを務める前田知樹(テレビ東京 配信ビジネス局)は「今作は特撮の歴史を作ってきた東映ビデオさん・今一番勢いのある配信プラットフォームである DMM TV さんとタッグを組み、魅力溢れるキャスト陣・深い原作愛を持つスタッフ陣が一丸となって制作に臨んでおります」とコメント。
さらに「個性豊かなキャラクター、眩しく輝く恋と青春、心躍らす展開の数々、そんな原作の持つ魅力を、2024年の世界でどう表現していくべきか、真摯に向き合いました。嘲笑的な態度が持て囃される今の時代でこそ輝く、実直で”青い”魅力に溢れたヒーロー作品になったと思います。素晴らしい脚本家陣が作り上げた人間ドラマ、迫力満点のアクションシーンも大きな大きな見どころです!是非、ご期待ください!」と自信をのぞかせる。(編集部・入倉功一)
ドラマ「ウイングマン」はテレビ東京系で10月22日放送開始(毎週火曜 深夜24時30分~) /DMM TV にて“独占”各話放送同時配信※初回のみ1週間先行配信(10月16日より)
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