お笑いコンビ・錦鯉(長谷川雅紀・渡辺隆)が、3DCG映画『トランスフォーマー/ONE』(9月20日日米同時公開)の日本語吹き替え版で、声優を務めることが明らかになった。子供の頃から『トランスフォーマー』ファンだった二人は、凸凹警備員を演じる。
『トランスフォーマー』シリーズ最新作は、トランスフォーマーの故郷であるサイバトロン星を舞台に、敵対する前の若きオプティマスプライム(オライオンパックス)とメガトロン(D-16)の友情と冒険を描くアドベンチャー。日本語吹き替え版には、中村悠一(オプティマスプライム役)、木村昴(メガトロン役)、木村良平(バンブルビー役)、吉岡里帆(エリータ-1役)、玄田哲章(アルファトライオン役)ら豪華声優キャストが名を連ねる。
長谷川は『マッドマックス:フュリオサ』で洋画吹き替えを経験しているが、渡辺は今作が初挑戦となる。オファーを受けた長谷川は、「テンション爆上がりでしたね。子供の頃から観ていましたので。それがこの年月を経て、まさか声をやらないかという(オファーがあるとは)」と語る一方で、渡辺は「僕も子供の頃から観ていましたから。小学校の頃の僕に伝えたいです。『「トランスフォーマー」の声優をやった』と。こんなに素晴らしいことはないんですけど、まだちょっとドッキリを疑っているところはありますね」と驚きを隠せないでいる。
凸凹警備員という役柄について、渡辺は「やっぱり今回の役が、警備員ということで。僕見た目は警備員なので、もう役作りは数年前から出来ていました」と頼もしい解答。声優経験がある長谷川は、「意外と僕の方が色々言われたりとかして、上手く出来なかったので、最初思っていたのとは違いましたね。もうちょっと先輩ぶって偉そうにしたかったんですけど」と渡辺の声優っぷりに驚いており、渡辺は「(アフレコを)やってる途中でもっとやりたいなって思いが出てきましたよね。もっと台詞言いたいっていう気持ちが。めちゃくちゃ緊張して入ったけど、すごく楽しかったです」と収録を振り返った。
念願だった『トランスフォーマー』シリーズに声で参加した二人。公開を待つファンに向けて、「これさえ観れば“トランスフォーマー”ってそういうことだったんだ! っていう気づきがあると思います。これが“トランスフォーマー”の起源ですから。そして何故……ヒーローとヴィランに分かれた……友情の決別の理由も分かりますので。期待をして観てください」(渡辺)、「親子二代で楽しめます。そして今回初めて観る方も過去作を遡って夢中になって観れると思うので是非、劇場まで来てください!」(長谷川)とアピールしていた。(編集部・倉本拓弥)
【関連情報】
・【動画】錦鯉の声は0:19~!『トランスフォーマー/ONE』 吹替版予告編
・トランスフォーマー続編は作りすぎた…マイケル・ベイが後悔 スピルバーグも「止めろ」と忠告していた
・「ビーストウォーズ」声優無法地帯、誕生の裏に音響監督の後悔 岩浪美和が語る26年前の真実
・『トランスフォーマー』『G.I.ジョー』クロスオーバー映画が正式発表!
・トランスフォーマー×ZOIDS×ダイアクロン!ゴジラ、スパイダーマンともコラボ!タカラトミー新シリーズ登場
・【ネタバレ】『トランスフォーマー』メガトロン再参戦の可能性は?プロデューサーに聞く実写シリーズの未来