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実写『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』新予告に新キャスト登場!主題歌は水曜日のカンパネラ

シネマトゥデイ 映画情報 2024年9月5日 5時0分

 天海祐希主演の『映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」』(12月13日公開)の主題歌が水曜日のカンパネラの書き下ろしによる「願いはぎょうさん」に決定し、同楽曲を用いた予告編、並びに新たなポスタービジュアルも公開された。あわせて平澤宏々路、伊礼姫奈、白山乃愛、番家天嵩、今濱夕輝乃、山本未來、渡邊圭祐、田中里衣、じろう(シソンヌ)の出演も発表され、予告映像では一部新キャストの姿が見られる。

 世界累計発行部数1000万部を突破する廣嶋玲子・作、jyajya・絵による同名児童小説を実写化する本作。幸運な人だけが辿り着ける不思議な駄菓子屋「銭天堂」を舞台に、願いが叶う「ふしぎ駄菓子」を買った人々の顛末が描かれる。

 主題歌を担当する水曜日のカンパネラは、2013年からコムアイ(主演)、ケンモチヒデフミ(音楽)、Dir.F(その他)の3人で活動開始し、2021年よりコムアイに替わり二代目として主演/歌唱担当に詩羽(うたは)が加入し、新体制での活動をスタート。「願いはぎょうさん」は、映画の世界観をイメージして書き下ろした新曲で、詩羽は「作品のストーリーに寄り添いながら、映画を見終わった後に、みんながポジティブな気持ちになれたら…という願いを込めて、プロデューサーであるケンモチヒデフミが制作し、そして想いをこめて歌いました。この映画を観て、「願いはぎょうさん」を聴いて、少しでも前向きな気持ちになってもらえたら嬉しいです」とコメントを寄せた。

 また、今安プロデューサーは「ケンモチヒデフミさんが書き下ろしてくださった楽曲は、願いや悩みを持つ人の心に寄り添い、気がつくと、私たちの背中を押してくれるようなところまで連れて行ってくれる素敵な曲です。「願いはぎょうさん」、詩羽さんの力強い歌声とともに、みなさんも是非、エンドロールで口ずさんでいただけたら嬉しいです」と呼びかけている。

 新たな予告映像は「銭天堂へようこそ! 本日の幸運のお客様」という紅子おなじみのセリフからスタート。教室で初々しい姿を見せる新米教師・小太郎(大橋和也)の周りでは、何やら皆、悩みを抱えている様子。小太郎の大学の後輩・相田陽子(伊原六花)はファッション雑誌の編集者にも関わらずお洒落に疎く、小太郎の妹・まどか(平澤宏々路)は美大を目指しながらも絵に自信が持てなくなってしまう。願いが叶う駄菓子屋「銭天堂」に辿り着き、“ヤマ缶詰”、“もてもてもち”など不思議な駄菓子が続々登場するも、やがてダークな雰囲気に。「たたりめ堂」店主・よどみ(上白石萌音)が「あんたの願いは何だい……?」と邪気にまみれた笑みでお客を待ち構える。

 映像内には「楽して簡単に願いをかなえるやり方には必ず報いがある」「あんな駄菓子、買うんじゃなかった!」「急がないと手遅れになるでござんす」といった不穏なセリフも。

 新ポスタービジュアルは、本作の「光と闇」の二面性を現すもの。「銭天堂」店主の紅子を中心に据え、明るく煌めく左側には、まぶしい笑顔の小太郎と陽子の姿が。二人の周りには、キラキラと輝く「銭天堂」の駄菓子が散りばめられ、その中には物語のカギとなる重要なものも。一方でダークな空気を醸し出す右側には、不敵な笑みを浮かべる「たたりめ堂」店主・よどみの姿がある。

 原作は現在も継続刊行中で、2024年4月からシリーズ新章もスタート。2020年からアニメ映画化・テレビアニメ化。2023年には舞台化、任天堂Switchでゲームソフト化。2022年から継続中の西武園ゆうえんちとのコラボなど、さまざまなメディアミックスがなされた。(編集部・石井百合子)

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