先週末(9月6日~9月8日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、ティム・バートン監督最新作『ビートルジュース ビートルジュース』が、興行収入1億1,100万3,345ドル(約160億円)を記録するヒットスタートで初登場1位を飾った。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル145円計算)
本作は“人間怖がらせ屋”を営む死後の世界のお騒がせ者、ビートルジュース(マイケル・キートン)が巻き起こす騒動を描いた、大ヒットコメディーの約36年ぶりとなる続編。前作でビートルジュースに求婚されたヒロイン、リディアの一人娘アストリッドが死後の世界に迷い込んでしまい、リディアがビートルジュースに助けを求めたことから、再び大騒動が巻き起こる。
キートンをはじめ、リディア役のウィノナ・ライダー、母親役のキャサリン・オハラなど前作のキャストが出演。さらに、アストリッド役はNetflixドラマ「ウェンズデー」のジェナ・オルテガが務め、モニカ・ベルッチ、ウィレム・デフォーなど人気キャストがそろった。Box Office Mojo によると、期待された通りのオープニングは、9月としては史上2番目の好成績となった。
2位に後退した『デッドプール&ウルヴァリン』の累計興収は、7週目で6億1,384万2,689ドル(約890億円)。今年ナンバーヒットとなっている『インサイド・ヘッド2』(6億5,196万6,719ドル/約945億円)にどこまで迫れるか。4位の『エイリアン:ロムルス』は、累計興収9,721万9,727ドル(約140億円)と1億ドル突破が間近。世界興収はすでに3億1,441万9,727ドル(455億円)を記録している。
また、A24のサイコホラー『ザ・フロント・ルーム(原題) / The Front Room』は興収166万3,954ドル(2億4,127万3330円)で初登場10位と厳しいスタートとなった。(編集部・入倉功一)
9月6日~9月8日の全米ボックスオフィスラキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『ビートルジュース ビートルジュース』
2(1)『デッドプール&ウルヴァリン』
3(4)『レーガン(原題) / Reagan』
4(2)『エイリアン:ロムルス』
5(5)『イット・エンズ・ウィズ・アス(原題) / It Ends with Us』
6(7)『ザ・フォージ(原題) / The Forge』
7(3)『ツイスターズ』
8(6)『ブリンク・トゥワイス(原題) / Blink Twice』
9(8)『怪盗グルーのミニオン超変身』
10(初)『ザ・フロント・ルーム(原題) / The Front Room』
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