6日に「金曜ロードショー」にてディズニーアニメーション映画『ベイマックス』が放送される。本作には故スタン・リーさんがカメオ出演しているが、ディズニー作品になぜアメコミ界の巨匠が登場しているのか?
2014年に公開された『ベイマックス』の原題は『ビッグ・ヒーロー・シックス』で、実は同名のマーベル・コミックスが原作となっている。2009年にディズニーがマーベルを買収したことから、ディズニー映画としてマーベル作品を映像化することが可能となった。リーさんは自身が原作を手掛けた映画『スパイダーマン』シリーズや『アイアンマン』シリーズなど、多くのマーベル作品にカメオ出演してきたため、『ベイマックス』にリーさんがカメオ出演しているのは必然といえる。
リーさんがふんしたのは、主人公ヒロの仲間の一人であるフレッドの父親役。リーさんがモデルになっていることが一目でわかるビジュアルで、ストーリーに直接かかわることはないが、エンドロールの後のお楽しみ映像で印象的な登場をする。この瞬間は、ディズニーファンとマーベルファンにとって、歴史的な瞬間になった。
なお、リーさんは2018年に95歳で亡くなっているが、2022年にマーベル・スタジオがリーさんの名前や音声などの肖像権を獲得しているため、これからもマーベル作品にカメオ出演することが可能だ。(今井優)
お詫びと訂正:初出しの際、放送日に誤りがありました。お詫びして訂正致します。
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