「トランスフォーマー」シリーズ40周年を記念して開催されるイベント「40周年記念 トランスフォーマー博2024」のプレス内覧会が12日、会場となる東京・品川区の寺田倉庫 G1ビルで行われ、展示品がひと足先に公開された。
トランスフォーマーは、タカラトミーとハズブロによって展開されている変形ロボット玩具を基にしたアニメーション、コミック、映画などのメディア・フランチャイズ。北米では1984年5月から、日本では1985年6月から発売開始された。今回の展示は、実写映画版に登場した秘密組織「セクター7」の研究施設をコンセプトにデザインされ、歴代アニメ・映画の紹介や、玩具の制作資料、歴代シリーズの玩具・ジオラマ・立像などの立体物展示が行われる。
目玉展示として、アニメ「ビーストウォーズ」声優キャストの音声を使用した「声優無法地帯」再現エリア、本イベントのために制作された氷漬けのメガトロン、オプティマスプライムの等身大胸像などが展示されるほか、超巨大トランスフォーマー「ユニクロン」の展示や、新作映画『トランスフォーマー/ONE』(9月20日公開)の特設コーナーも設置されている。
主催スタッフは「今回のテーマは『OUR ORIGIN』です。トランスフォーマーは40年に渡ってたくさんのファンがいらっしゃるんですけど、どの世代、どの時代のファンも40周年を機に一つになって楽しんでほしいという思いを込めて『OUR ORIGIN』としました」と展覧会に込めた思いを紹介する。
入口では、氷漬けのメガトロンがお出迎え。展示エリア内は、トランスフォーマーの歴史を見た後、自分の好きなコーナーから回っていける設計になっている。その後、40周年のエリアに出ると、最後にショップフロアに出る経路が組まれている。
巨大立像では、『トランスフォーマー/ONE』特設コーナーに並んだバンブルビー、オプティマスプライム、メガトロン、エリータ-1の4体が目を引く。また、入口近くに置かれたオプティマスプライムの等身大胸像も、思わず足を止めるような出来栄えだ。
会場では入場特典として、7種類のピクチャーチケットや塗り絵としても楽しめる6種類のミニお面が用意されるほか、グッズの購入特典として、税込5,000円以上を買った来場者には、ショッパーバッグのプレゼントも用意されている(数量限定)。また、会場の音声ガイド(価格:税込1,000円)では、実写映画シリーズでシーモア・シモンズの吹き替えを務めたチョーと、『トランスフォーマー/ONE』で若きメガトロンの声を務める木村昴がナビゲーターを担当する。(取材・文:名鹿祥史)
「40周年記念 トランスフォーマー博2024」は9月13日(金)~9月29日(日)まで寺田倉庫 G1ビルにて開催(10:00~20:00)
【関連情報】
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