Infoseek 楽天

『エイリアン:ロムルス』生々しいゼノモーフやフェイスハガーはこうして撮影された!驚がくの舞台裏公開

シネマトゥデイ 映画情報 2024年9月12日 17時0分

 映画『エイリアン:ロムルス』(全国公開中)から、シリーズの目玉ともいえるクリーチャーの数々や宇宙ステーションを緻密に再現したセットでの撮影風景を収めた、メイキング映像が公開された。

 シリーズの生みの親であるリドリー・スコットが製作に参加した本作は、『エイリアン』1作目(1979)の“その後”を描いたSFホラー。廃墟と化した宇宙ステーション「ロムルス」にやってきた6人の若者たちに、エイリアンの悪夢が襲いかかる。

 製作にあたり、監督のフェデ・アルバレスやスコットのもとに集まったのは、『エイリアン2』当時からエイリアンの造形に携わってきたレジェンドスタッフたちだ。原点回帰を目指した本作では、アニマトロニクスを駆使してエイリアンの生々しい動きを表現しており、当時のスタッフがクリーチャーの質感や不気味なテカリまで細かい部分に手を加えている。映像では、人間と同じようにスムーズにしゃがむ動作を見せるエイリアン最終形態(=ゼノモーフ)や、クモのような足を素早く動かすフェイスハガーなど、アルバレス監督らがこだわり抜いたクリーチャーの姿を見ることができる。

 また、1作目のその後という時代設定はセットデザインにも反映されている。アルバレス監督は、企画の初期段階から実際のセットでの撮影にこだわっていたといい、その結果、設計された宇宙ステーションのセットは規格外のスケールとなった。

 プロダクション・デザインを務めた[ネイマン・マーシャルは、本作のセットについて「必要に応じて360度どこを向いても撮影できるセットになっています。ここまで自由に撮れるようにするという発想をフェデはとても気に入っていました。つまりは、皆さんがスクリーン上で目にするものは半端じゃないってことですよ」と熱弁し、「通気口から光が漏れ入ったり、セットにある備品から特殊効果の煙が出てきたり。それに、どのボタンのスイッチも実際に使えて点滅しますし、モニターもすべて本物で、その場で操作していますよ」と妥協なしの舞台裏を明かしている。(編集部・倉本拓弥)

【関連情報】
【動画】『エイリアン:ロムルス』特別メイキング映像
『エイリアン:ロムルス』トラウマ級ラスト、ディズニーから「やりすぎ」と戻されていた
【ネタバレ】『エイリアン:ロムルス』なぜあの人物が?衝撃サプライズの裏側
【ネタバレ】『エイリアン:ロムルス』トラウマ級のアイツ、演じたのは2m31cmのバスケ選手だった
『エイリアン:ロムルス』監督、続編のアイデアあり 製作は急がず「2年で作ってはいけない」
『エイリアン』ドラマ版「エイリアン:アース」特報公開!舞台は70年後の地球

この記事の関連ニュース