アイドルグループ・日向坂46の小坂菜緒が、吉高由里子主演の「光る君へ」(NHK総合・日曜午後8時~ほか)の15日放送・第35回に出演。本作で初めて大河ドラマ出演を果たした心境や、撮影時のエピソードを語った。
本作は、平安時代に1000年の時を超えるベストセラーとなった「源氏物語」を生み出した紫式部(まひろ)の生涯を、「セカンドバージン」(2010)や「大恋愛~僕を忘れる君と」(2018)など恋愛ドラマの名手としても知られる大石静がオリジナル脚本で描くストーリー。小坂は、第35回「中宮の涙」でまひろの弟・藤原惟規(高杉真宙)の恋人である斎院の中将を演じた。
斎院の中将は、源為理の娘で、62代・村上天皇の第十皇女である選子内親王(のぶこないしんのう)に仕える。男子禁制の斎院の塀を越えるという禁忌をおかして会いに来た惟規と抱擁を交わすも、すぐさま警固の者に見つかり引き離されてしまう。
自身にとって大河ドラマ初出演となった小坂は「今回、初めて大河ドラマに出演させていただけて、大変光栄に思っております。お話をいただいた時は「まさか自分が」と驚きましたが、斎院の中将という役を大切に演じたいと思いました。あのワンシーンで、会いたい人にやっと会えた、惟規様との許されない恋を視聴者の皆様にも感じていただけていれば良いなと思っています」とコメント。
また、撮影時のエピソード・思い出について「皆様、初めましての方々ばかりだったので、緊張してしまい、口数もかなり少なくなってしまっていたと思いますが、今回共演させていただいた高杉さんが優しくお話をしてくださった事で、少し緊張もほぐれ、楽しく撮影することができました。スタッフの皆様も、この作品にかける想いがとても伝わる現場で、私もこのワンシーンに熱を注いで頑張らなくてはと、さらに強く思わされた日になりました」と振り返った。(編集部・石井百合子)
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