パク・ソジュンとハン・ソヒが初共演、2023年末に配信され世界的なヒットとなったNetflixシリーズ「京城クリーチャー」のシーズン2の制作報告会が、25日、ソウル市内のホテルにて開催され、前作から続投した2人と、本シーズンから参加したイ・ムセン、ペ・ヒョンソン、そしてチョン・ドンユン監督が、アップグレードしたドラマの見どころについて語った。
シーズン2は、舞台を1945年の京城から2024年のソウルへ。金になればどんな依頼でも処理する興信所プガン商事の副代表チャン・ホジェ(パク・ソジュン)は、依頼を受けた現場に潜入し、謎の殺人事件を目撃する。一方、ユン・チェオク(ハン・ソヒ)はナジンを飲み込んだことで、不老の肉体を持つ存在となり現代へ。ウン・ジェビという名前で失踪者を捜す仕事をしていたところ、かつての想い人で京城最高の質屋・金玉堂の当主チャン・テサンに瓜二つのホジェを事件現場で見かける。
チョン監督は、舞台を現代へと移したことについて「1945年の京城に現れたクリーチャーが現代まで一貫して続く物語を描きたかった」と説明。79年という時代の変遷については「過去に比べて多くの事が発展したが、個人の利益を追求するためにおぞましいことに手を染める人々がいます。自己利益のためなら簡単に妥協してしまう時代的アイロニーを作品に込めた」と明かした。
ソヒは、不老の肉体となったチュオクの変化について「現代までの長い時間を1人で生きてきた彼女の寂しさ、いかに耐えてきたかを表現することを心掛けた」と話し、「自分よりも他人を優先させる性格です。年月とともに自分が生きる理由が薄らいでゆき、他人のために失踪者を捜すのを生業にしているのです」と本シーズンでのチュオクのキャラクターを紹介した。
本シーズンでは、テサンと瓜二つのホジェを演じるソジュン。早くも「ホジェはテソンの生まれ変わりでは?」と話題になっていることについて、「ネタバレになるので説明が難しいですね」と切り出し、「何はともあれ、テサンではなくホジェとして視聴者の皆さんに見てほしいです」と苦笑しながらアピールした。
シーズン1に続いての共演で、前作よりも息の合った演技ができたというソジュンとソヒ。ソジュンは「シーズン2は現代が舞台のためセリフをこなすのが楽になりました。何よりも同じスタッフで2年近く苦楽を共にしてきたことがありがたいですね」と撮影を振り返りながら感謝を述べた。
前作との違いについては、「スピード感が増したアクションに注目して欲しい」と語るチョン監督。ソヒは、シーズン1のとき以上にアクションの稽古に取り組んだそうで、「ずっとワイヤーで吊られているシーンがあったのですが、おかげで高所恐怖症を克服することができました」と撮影を通じて思わぬ副産物があったことを明かし、会場の笑いを誘っていた。
Netflixシリーズ「京城クリーチャー」シーズン2は、9月27日より独占配信を開始する(シーズン1は独占配信中)。(土田真樹)
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