アカデミー賞長編アニメ映画賞に輝いた映画『ミラベルと魔法だらけの家』のジャレド・ブッシュ監督が、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの制作部門のトップであるCCO(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)に即時就任した。前任者であるジェニファー・リー監督は2018年から務めてきたCCOを退き、今後の『アナと雪の女王』シリーズに専念することになった。
現地時間19日にディズニーが正式発表。ブッシュは「わたしを信じてくださったボブ・アイガー(ウォルト・ディズニー・カンパニーCEO)とアラン・バーグマン(ディズニー・エンターテインメントの共同会長)に深く感謝しています。ジェニファーのリーダーシップと、『アナと雪の女王』の新章に乗り出すことになった彼女の寛大なサポートに感謝しています」とコメントした。
ブッシュは今後、CCOとしてスタジオの映画、シリーズ、関連作品の全てを監修していくことになる。ブッシュは10年以上ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオに在籍しており、監督と脚本を務めた『ミラベルと魔法だらけの家』でアカデミー賞を受賞。同年オスカーにノミネートされた『ラーヤと龍の王国』でも製作総指揮を務めた。『ズートピア』の共同監督・共同脚本家、『モアナと伝説の海』の脚本家であり、ミニシリーズ「ズートピア+」も手掛けた。今年12月6日公開の『モアナと伝説の海2』では脚本家、来年公開の『ズートピア2(原題) / Zootopia 2』では監督と脚本家を務めている。(編集部・市川遥)
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