3DCG映画『トランスフォーマー/ONE』(全国公開中)でB-127(バンブルビー)の声を担当したキーガン=マイケル・キーが、エリータ-1役のスカーレット・ヨハンソンとリモートインタビューに応じ、劇中に何度も登場するあだ名「ビッグヤバトロン(BADASSATRON)」の収録秘話を明かした。
アニメシリーズや実写映画などで大人気のバンブルビーは、陽気でノリが軽く、おしゃべりが得意なオートボットのムードメーカー的存在だ。前日譚となる本作では、B-127と呼ばれており、とある出来事をきっかけにオライオンパックス(後のオプティマスプライム)やD-16(後のメガトロン)と共に冒険へと繰り出す。
B-127には「ビッグヤバトロン」というお気に入りのあだ名があり、劇中では、通常よりかなり低めの声で連呼している。「あれは私が自然に出した声です」と切り出したキーガンは、アフレコ中、幼少期に大好きだったサウンドウェーブの話し方を意識していたという。
「大好きなサウンドウェーブの話し方について無意識に考えていました。ほとんどのトランスフォーマーが普通の話し方をする中、彼だけはいつもロボット声なんです。そこから自然とあの声がでてきたんです」
その話を隣で聞いていたスカーレットは、「そんな声で喉を痛めないの?」と心配そうな顔で質問。するとキーガンは「全然平気さ」と陽気に回答し、「普通は痛めるはずなんだけど、なぜか大丈夫なんです。スカーレットは僕の声をとても心配してくれるんです」と続けた。
その後もスカーレットは「その声はどこからだしているの?」とキーガンの声に興味津々で、キーガンも「横隔膜の辺りさ」と反応し、その場で「ビッグヤバトロン」を実演。「その声ヤバすぎ」と驚くスカーレットに、キーガンは「僕もどう出しているのか、本当にわからないんだ!」と笑っていた。(編集部・倉本拓弥)
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