映画『インサイド・ヘッド』(2015)と『インサイド・ヘッド2』(2024)の間に起きた出来事を描くピクサーのアニメーションシリーズ「ドリーム・プロダクションズ(原題) / Dream Productions」の米配信日が、2025年から今年12月11日に繰り上げられた。米ディズニーが発表し、映像も公開した。
「ドリーム・プロダクションズ(原題)」の舞台となるのは、毎晩ライリーが見るための夢を作っている、彼女の頭の中にある映画スタジオ。時間内・予算内で作品を仕上げる必要があるものの、ライリーの成長によって得意のファンシーな夢が通用しなくなってしまった監督が、新たなヒット作を生み出そうと奮闘する姿をモキュメンタリースタイルで描く。Disney+(ディズニープラス)で12月11日に全4話が一挙配信される。
監督と脚本を務めたのは、『ソウルフル・ワールド』『あの夏のルカ』の脚本家マイク・ジョーンズだ。ピクサーのチーフ・クリエイティブ・オフィサー(CCO)であるピート・ドクターは「ファンの皆さんが『インサイド・ヘッド』の世界から生まれた素晴らしいコンテンツを長く待つ必要がなくなったことをうれしく思います。『ドリーム・プロダクションズ(原題)』は第1作でわたしたちのお気に入りの一つだった“ライリーの夢作り”を掘り下げ、たくさんのジョークと楽しさを提供します」とコメントしている。
「ドリーム・プロダクションズ(原題)」の配信日繰り上げに伴い、今年12月6日より配信開始予定だったピクサーの新シリーズ「ウィン or ルーズ」は2025年2月19日からに変更された。こちらは各20分全8話のシリーズで、中学生男女混合ソフトボールチーム「ピクルス」の決勝戦までの1週間を、毎話違うキャラクターの視点(不安定な子供たち、過保護な親たち、審判など)でつづる作品だ。(編集部・市川遥)
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