スタジオジブリによる不朽の名作アニメ『火垂るの墓』(1988)が、Netflix週間グローバルトップ10(9月16日~22日)の映画・非英語部門で第7位にランクインした。
本作は、野坂昭如の同名小説を高畑勲監督がアニメ化。太平洋戦争末期、戦時下の神戸で、孤児となった14歳の兄・清太と4歳の妹・節子が必死に生きようとする姿を切なく描く。公開時は『となりのトトロ』と同時上映で、ともにスタジオジブリの名を世に知らしめた、後世に語りづがれるべき名作として知られている。
Netflixでは、16日より世界190か国以上で独占配信が開始。120万VIEWS(=作品の総視聴時間を作品の総尺で割った値)を達成し、グローバルトップ10入りを果たした。また、配信直後には、日本では未配信にも関わらず、Xのトレンド入りを果たすなど話題にもなっていた。
なお、同期間(9月16日~22日)の第1位は、前週に引き続き、キム・ウビンの最新主演映画『武道実務官』が獲得し、V2を達成。本国・韓国だけでなく、香港、タイ、サウジアラビアなどアジア圏を中心に10か国で1位を獲得したほか、89の国と地域でトップ10入り果たし、1,570万VIEWSを達成する大ヒットとなっている。(高橋理久)
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