実写映画『パディントン』シリーズ第4弾およびドラマシリーズの製作が決定した。フランスの製作会社スタジオカナルが現地時間25日、ブランドのライセンスと普及を目的としたヨーロッパ最大のイベント「ブランドライセンシングヨーロッパ」で発表した。
パディントンは、1958年に発刊された児童文学「くまのパディントン」で初登場したキャラクター。スタジオカナルは、2016年に出版権を除くシリーズの権利を全て獲得しており、テレビシリーズ、ゲーム、グッズなどの展開が可能になっていた。
発表によれば、映画シリーズ第4弾とドラマシリーズはいずれも初期段階とのこと。パディントン生誕70周年を祝うプロジェクトとして、それぞれ2027年、2028年の公開を目指しているという。
『パディントン』実写映画シリーズは、第3弾『パディントン・イン・ペルー(原題) / Paddington In Peru』(2025年1月17日全米公開)が待機中。パディントンが、育ての親であるルーシーおばさんに会うため、ペルーの広大なジャングルに足を踏み入れる。監督は、前2作のポール・キングから、本作が長編デビューとなるドゥーガル・ウィルソンにバトンタッチされた。(編集部・倉本拓弥)
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