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「極悪女王」ダンプ松本・妹の激変ぶり話題!演じているのは?

シネマトゥデイ 映画情報 2024年9月26日 19時50分

 1980年代に女子プロレス旋風を巻き起こした稀代の悪役レスラー、ダンプ松本の半生をオリジナル脚本で描くNetflixシリーズ「極悪女王」(世界独占配信中)。同作では名もなき少女たちがダンプ松本や敵対するベビーフェイスのユニット、クラッシュ・ギャルズ(長与千種&ライオネス飛鳥)らカリスマ的存在に変貌を遂げていく過程や、演じるキャストの激変ぶりも話題沸騰だが、それはレスラーに限ったことではない。ダンプ松本の妹である広美、そして演じる西本まりんも注目を浴びている(※一部ネタバレあり)。

 本作は、劣悪な家庭環境に悩まされていた少女・松本香(ゆりやんレトリィバァ)が女子プロレスの門をたたき、やがて日本中に憎まれる悪役レスラー・ダンプ松本へと成り上がっていく青春ストーリー。エリートの同期ライオネス飛鳥(剛力彩芽)と異なり、長与千種(唐田えりか)と共に劣等生だった松本はヒールに転向してみるみるうちに成功を収めていくが、当時アイドル的存在だったクラッシュ・ギャルズに反則攻撃をもって牙をむいたダンプはクラッシュファンの憎しみの的となり、かみそりの入った手紙が届くのは日常茶飯事。その矛先は家族にも向けられていく。

 家族と決別し、ヒールとして成功したダンプの前に姿を現したのは、金髪に染め、ド派手なメイクを施した妹の広美。変わり果てた妹の姿に眉をひそめる姉に向かって「フォークで人を刺すのはよくてたばこは禁止?」「人を説教できる身分かよ」と反抗。「姉がダンプ松本だから」という理由で交際相手に別れを告げられたことなど、理不尽な現状を突き付ける。かつては可憐で真面目だった少女の変貌ぶりに「妹の激変に3度見した」「ダンプの妹のグレ具合すごい」など驚く声や、演じる西本の怒りや絶望をたたえた演技に「香の妹役ちゃんの変貌ぶりも良かった」「ダンプ松本の妹役の子良い目つきが良い」と圧倒される人が続出している。

 現在22歳の西本は、野島伸司脚本のドラマ「OUR HOUSE」(2016)のメガネ女子や、TBS火曜ドラマ「中学聖日記」(2018)のおかっぱ&マスク姿の高校生役や、映画『アルプススタンドのはしの方』(2020)の演劇部員などを好演(舞台版にも出演)。「極悪女王」の白石和彌総監督とは劇場版『女子の事件は大抵、トイレで起こるのだ。』(2015)でも組んでいる。

 なお、先ごろダンプ松本本人がInstagramで妹・広美の近況を報告。「もう、金髪じゃないしバイクにも乗ってないよ 皆んなびっくりしないでね。今は、ダンプの仕事を手伝ってもらったり助けてもらってます 感謝 感謝」のキャプションと共に仲睦まじげな動画を投稿している。(編集部・石井百合子)

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